6月21日付で東京都知事を辞任した舛添要一氏。その影響でかつて氏が監修したゲームソフト「舛添要一 朝までファミコン」が大量にYahoo!オークションに流れる事態になっている。
「舛添要一 朝までファミコン」は1992年のファミコン末期に発売。すでにタレントとして全国的知名度を得ていた舛添要一氏が監修するアドベンチャーゲームということで当時、注目を浴びていた。
一時期は中古ゲームショップなどでもよく目にしていたタイトルだが、ハードであるファミコンが衰退し爆発的なヒット作でもない本作は中古ショップで売られてもあまり買い手がつかなかったという。
しかし、今空前の「舛添旋風」が発生し、ヤフオクでは「舛添要一 朝までファミコン」が大量出品される自体になっている。しかも価格は未開封もので16000円、美品で10000円などかなりの高額取引がされている。
「ニコニコ動画」では「舛添要一 朝までファミコン」をプレイする動画までもが登場し盛り上がりに拍車をかけている。
前出の通り、「舛添要一 朝までファミコン」は一時期中古ショップで大量に置かれており、プレイしないまでも所有者は多いタイトルで「辞任ショック」の今のうちに売りたい人が多いと思われる。しかし、これから購入を考えている人が気をつけなくてはいけないのは「セット売り」がされているかどうかである。
「舛添要一 朝までファミコン」は本体カセット、説明書、そして「舛添BOOK」という小冊子付きでワンセットなのである。BOOKなし本体のみの場合は極端に値が下がり3000円代となっている。
「舛添BOOK」は舛添要一氏が自ら書き下ろしで執筆したビジネステクニックなどが掲載されているため、今となっては本体よりも「舛添BOOK」のほうが見所が多いと話題である。「舛添要一 朝までファミコン」の購入を考えている人はぜひ参考にして欲しい。
(文:空桶右太衛門 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)