かつて、アポロ14号の宇宙飛行士が宇宙空間から地球を見た時、ある地点に宇宙空間まで達する光の柱を目撃し、その場所が茨城県日立市にある御岩神社だったというエピソードがある。
この光の柱は、のちに日本人の宇宙飛行士も目撃したことがあると言われている。
宇宙空間から奇妙な光が確認されるという事例は、近年でも発生しているらしい。なんと、伊勢神宮で謎の光が衛星で観測されたという。
2024年1月15日、NASAの衛星が伊勢神宮上空の青白い光を観測した。光は高度100kmに及び、輝度は満月の3倍もあったという。これについて科学者たちは「既知の現象では説明ができない」と発表したが、さらに不可解な現象が発生した。
その青白い光が観測されて以降、伊勢神宮を訪れた参拝客の多くがそこで、「空気が重い」「身体が動かしにくい」といった異様な重圧感を覚えたという報告があり、調査の結果、伊勢神宮の磁場に異常が検出されたという。
この話は、実際のところ詳細な出所が不明の情報なので注意が必要だ。しかし、この発光現象についてはある程度の推測もなされている。
類似したケースとして、長野県皆神山の発光現象がある。1960年代、松代群発地震と呼ばれる皆神山付近を震源とした地震であり、およそ5年半に渡って大小合わせて計71万回を超える地震が観測された、世界的にもきわめて稀な群発地震として知られる。そしてこの時、皆神山では夜間にたびたび雷のように上空が光る様が目撃されていた。
「地震発光現象」と呼ばれるこの現象は、地震発生前に目撃された奇妙な出来事として歴史的にも記録されていることが多く、火の玉のようなものもあれば、雷のように上空を照らすような輝きを放つもの、青みがかっているものや、地面から伸びる数百メートルの閃光、というように色も形状もさまざまなようだ。
となると、先に述べた伊勢神宮上空で観測されたという青白い光も、この地震発光現象ではないかと考えられる。つまり、地震の前兆ではないかということだ。日本列島を横断するような形で中部から四国・九州にかけて貫かれている「中央構造線」と呼ばれる活断層がある。日本最大の活断層で、熊本地震もこの断層が動いたことで発生したと考えられている。
この中央構造線は、俗に言うパワースポットが数多く位置していることでも知られ、その中に伊勢神宮も含まれている。つまり、伊勢神宮の青白い光は、この活断層に絡む地震発光現象であり、今後発生する地震の前兆ではないか、という推測ができる。
たが、先にも言った通り、伊勢神宮の発光は実際にあったのか詳細がよくわかっていない。それでも、いつどこで大地震が来てもおかしくないことは確かなので、情報に惑わされず、防災の意識は持っておくことにこしたことはないだろう。
【参考記事・文献】
・https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/4dbb185cce6c2682a314c63f6eee5364
・https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/7d7270a45091ec866c979c36ad374ff9
・https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20141217/428688/
・https://tresyu.info/archives/3379
・https://nagomeru.com/median-tectonic-line/
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【文 黒蠍けいすけ】
画像 ウィキペディアより引用
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