日本国内で三本の指に入る店舗数を誇るコンビニの一つ「ファミリーマート」、通称ファミマ。
1973年に埼玉県狭山市で第一号店(実験店)がオープンして以来、緑と白を基調とした配色でお馴染みのコンビニであり、2016年に「サークルKサンクス」を吸収したことで、長らく3位に留まっていた国内店舗数が2位にのし上がった。
ファミマは、1988年に台湾にて海外第1号店をオープンしたことを皮切りに、韓国、タイ、中国、ベトナム、そしてアメリカへ出店しており、現在では8,000を超える海外店舗が存在しているという。
海外へ出店規模を拡大していること自体は、なんらおかしい話ではないのだが、そんな中である謎めいた店舗が発見されて話題となったことがある。
きっかけになったのは2022年2月13日、Twitter(現X)の「ナウル共和国政府観光局(公式)」が発信したPOSTによるものであった。
このPOSTで当該アカウントが、「Q.ファミリーマートありますか? A.隣国のマーシャル諸島共和国にある」という内容と共に、一枚の写真がアップされていた。
Q. ファミリーマートありますか?
A. 隣国のマーシャル諸島共和国にある pic.twitter.com/9mg8fQ9tRE
— ナウル共和国政府観光局(公式) (@nauru_japan) February 13, 2022
その写真は、屋外スペースのある建物と、その上方にあのお馴染みの緑・白・青のボーダーデザインをした「Family Mart」という看板が設置されている。
マーシャル諸島共和国は、太平洋の赤道近くにある人口6万人の島国であり、美しいサンゴ礁で知られている。外務省のホームページによれば、同国に進出している日本企業は2社あるということが確認できるのだが、どういうわけかファミマ側の回答は「マーシャル諸島に出店している事実はない」という奇妙なものであった。
先のPOSTを発信した観光局による回答も、2017年に訪問した際には日用品や衣料品が販売されており、「おそらく公式なファミマではない」というものであった。しかも、経営者が中国人である上にメディア取材も断られているという状態とのこと。
因みに、よぉく見てみるとそのロゴも少し奇妙だ。「FamilyMart」の文字の左端に丸いニコちゃんマークのようなものが付随している。
そもそも、現在ではお馴染みのファミマのロゴは二代目であり、初代は「おひさまマーク」(スマイルスターアンドサン)と呼ばれるロゴであった。詳しく言うと、赤色の丸とその右脇に黄色い星、それぞれに目と口が付いている。
ところが、マーシャル諸島にある非公式ファミマのそれは少々異なっており、目と口の付いた黄色い丸のみとなっているようで、言うなれば初代のロゴに似せたようなものとなっている。
マーシャル諸島にあるという謎のファミマは、ところどころパチモノ感の漂う奇妙な商店であるようだ。
【参考記事・文献】
・https://www.family.co.jp/company/news_releases/2012/20120312_01.html
・https://maidonanews.jp/article/14567102
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