多くの人が様々な品を持ち寄るフリーマーケットには、掘り出し物が出品されることもある。中にはかなりのお宝がそれとは知らず並んでいることもあるようだ…
テキサス州オースティンで行われたフリーマーケットにて、ある骨董商の女性が古代ローマ時代の男性を象った胸像を34.99ドル(約5300円)で購入。
購入した女性もよく美術のデッサンに用いられる胸像にありがちなレプリカだと思っていたのだが、昼間に胸像を確認してみるとかなり年季が入っていることに気づいた。
そしてもしかしたら、価値がある代物なのでは……と考えた女性は実際にオークションハウスで出所を確認。専門家の鑑定を受けた結果、なんと!紀元前1世紀後半から1世紀前半に作られた本物の古代ローマの遺物であったことが判明。

ちなみにモデルになった人物はローマの司令官ネロ・クラウディウス・ドルス・ゲルマニクス。
この胸像が、古代ローマからアメリカのローン・スター・ステートまでどのような経路をたどってきたかは、いまだ謎のまま。しかしこの胸像は19世紀のバイエルン王の美術品コレクションに由来するのは確かなため、第二次世界大戦中に連合国軍がドイツにてバイエルン王の別荘を爆撃した後、アメリカ軍の兵士が持ち帰った可能性があるようだ。
この胸像は、2023年5月までサンアントニオ美術館に展示されていたが、その後はバイエルン州に返還された。
なお、この貴重な胸像を手に入れた骨董商の女性は、長寿番組「It’s Always Sunny in Philadelphia」のキャラクターにちなんで胸像に「Dennis Reynolds」と命名している。
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(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画 KVUE / YouTube
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