6月18日、関東地方ほか広い範囲で謎の発光物体が確認され、騒ぎになっている。
時間は夜の22時55分ごろ、夜の空をまばゆく光る物体が一直線に横切っていき、そのあとには飛行機雲に似たものが残された。この物体は多くの人が目撃していたようで、TwitterをはじめとするSNS上には、自分が撮影した写真やドライブレコーダーの動画などが掲載され、目撃者らは口々に「隕石?」「UFO?」と不安がっていた。
実際には、今回目撃された発光物体は、火球である可能性が高いと言われている。
流れ星の中でも非常に明るいものは火球と呼ばれ、その明るさは-3~-4等級。全天で一番明るく見える星、おおいぬ座のシリウスの等級が-1.47であるから、相当な明るさになる。なお、火球は大気中で蒸発してしまったものも、核である隕石が地表に落下したものも、両方とも明るさが一定以上であれば火球と呼ばれる。
火球はしばしばUFOと間違えられる事が多い。
去る2013年1月20日にもオカルト研究家である山口敏太郎氏のもとへ、ツイッターやFACEBOOKメッセージなどで「20日の未明 深夜2時過ぎ 千葉県・茨城県上空で物凄い爆音がした」という数件の情報が寄せられていた。
目撃者の投稿によると、赤い物体が薄い青に色を変えながら飛行して行ったという。最期は赤い色に戻ったとも言われているがこの物体に関しては諸説紛々である。こちらも火球である可能性が高いのだが、色が変わったという証言からエイリアンが操縦するUFOではないかとする仮説が出た。しかし、こちらの火球の正体に関しては、現在でも不明のままである。
※写真はイメージ
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
【動画・画像あり】隕石?火球?Twitter上に目撃情報が相次ぐ→「朝だけど軌道がまだ残ってる!」