本アトラスで監修を行っている山口敏太郎の元には、様々なものが集まってくる。その中には正体不明の生物のミイラも多数存在する。
こちらのミイラは全長は約15センチほどと非常に小さく、背中には羽のようなものがついている。まるでおとぎ話に出てくる妖精のようだが、干からびた顔や浮き出たあばら骨はむしろ不気味さを感じさせる。
この「妖精のミイラ」は山口敏太郎事務所の関係者が某ネットオークションにて入手したものである。科学的な調査は行われていないため、実物かどうかは不明となっている。なお、インターネットではよく似た妖精のミイラが多数発見されることもあり、作り物か本物かは意見が分かれる所となっている。
こちらの妖精のミイラは、お台場デックス東京ビーチにある「山口敏太郎の妖怪博物館」から、期間限定で東京都青梅市にある「昭和レトロ商品博物館」にて行われている特別展「山口敏太郎の妖怪コレクション展」にて展示中となっている。
本特別展にはお台場の「山口敏太郎の妖怪博物館」で収めきれなかった民芸品や、展示できなかった一品、以前妖怪博物館にて展示されていた先代の『河童のミイラ』も展示している。
貴重な展示品が見られる特別展へ、足を運んでみてはいかがだろうか。
「昭和レトロ商品博物館」
【住所】 東京都青梅市住江町65 【営業時間】10:00~17:00【定休日】月曜(祝日の場合翌日) ※年末年始や長期連休については要問合せ
【入館料】大人 350円 小人 200円 3館めぐり入館料(三館共通入館券)大人 800円 小人 450円※昭和レトロ商品博物館、青梅赤塚不二夫会館、昭和幻灯館【問い合わせ】TEL:0428-20-0234(昭和レトロ商品博物館)【アクセス】 電車:JR青梅駅から徒歩5分 車:圏央道青梅ICから約15分 駐車場 専用駐車場なし 近隣の駐車場を利用(商業共同組合駐車場 100円/30分)
【展示物一部】河童の千社札(初公開)妖怪づくし(初公開)茨木童子(初公開)たぬきの金玉袋(初公開)妖怪の狂歌(初公開)河童のミイラ、ツチノコの干し首、動く鬼の像、鬼の角、妖精のミイラほか