怪談

「本物の幽霊が出る」は事実?ディズニー「ホーンテッドマンション」で起きた不気味な事件

夢の国、ディズニーランドには様々な都市伝説が存在する。

中でも多い話が幽霊がらみのもので、客の中に幽霊が混じっているとか、アトラクションに幽霊が出るなどが定番だ。

実際、東京ディズニーランドのお化け屋敷「ホーンテッド・マンション」には実際には存在しない「少女の幽霊」の噂がある。白い服を着た少女の幽霊は無限に続く廊下の奥や窓のそばに立っていると言われ、本来ならば仕込まれて居ないはずの所に出てくるため、従業員も頭を捻っているとか・・・

そんなホーンテッド・マンションの都市伝説を実話にしたかったのか?フロリダのディズニーワールドでなんと「ゲストがアトラクション中に持ち込んだ遺灰を散骨した」ため、同施設のライドが一時的に停止になるという事態が発生。

この事件は11月30日土曜日に起こったそうで、たまたま現場に居合わせた人がSNSに「これを書いている間にも、お化け屋敷は閉鎖され、避難させられています」と実況する書き込みを行っていた。

Spreading human remains on HM
byu/SeriousStrokes69 inWaltDisneyWorld

それにしても、この人物は何を思ってアトラクション内に散骨したのだろうか。お化けが多いホーンテッド・マンションならば、故人の霊が寂しくないとでも思ったのだろうか?

しかし、ホーンテッド・マンションは単なる一アトラクションであり、海や山等の自然に散骨するのとは訳が違う。遺骨は毎日の掃除でゴミと一緒に掃除されてしまうだろう。SNSに書き込んだ人も、「これが私の遺族だったとしたら、これほど不名誉な最期はありません」と書き込んでいた。

今のところ迷惑行為を行った人物の目的は明らかになっていないが、ディズニーワールド側はこの人物を出禁にする可能性が高いとみられている。

ちなみにディズニーランドで本物の遺体が見つかった事件が過去にも報告されている。2016年4月2日午前、ディズニーランド・パリ園内のアトラクション「ファントム・マナー」にて、45歳の男性の遺体が見つかった、と4日にフランスのザ・ローカル誌が報じている。

この男性は2002年からディズニーランドの技術者として勤務しており、死因は感電。なお、この調査のために同アトラクションは3日間閉鎖されたという。

この「ファントム・マナー」はディズニーランド・パリに存在するお化け屋敷のアトラクションであり、この館が建っているという設定の町の名前は「サンダーメサ」。まるで都市伝説が現実に近づいてしまったかのような、奇妙な偶然だと話題になった。

関連動画 Phantom Manor – Disneyland Paris HD Complete Ridethrough

(勝木孝幸 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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