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実は人生2週目?!「芦田愛菜」60歳説の真相とは

芦田愛菜は、日本の女優・タレントとして活躍する人物。

3歳で芸能界入りをし、2010年に放送されたドラマ『Mother』にて虐待を受ける少女を演じたことで、子役として一躍脚光を浴び、2011年のドラマ『マルモのおきて』では同じく子役であった鈴木福と共に主題歌の「マル・マル・モリ・モリ」を歌唱、2013年には映画『パシフィック・リム』にてハリウッドデビューも果たした。

2019年には、「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」にて祝辞を読み上げた重役を務めるなど、現在でも子役時代に劣らぬ活動を展開している。

名門私立中学への入学や慶応義塾大学進学といった彼女の経歴は、秀才で知的な人物であるとの印象を強く与えるものとなっている。

古坂大魔王によると、彼女が6歳のころには撮影現場にも宿題を持ち込んでおり、なおかつ台本は全ての出演者の分をすべて暗記して臨んでいたという。2023年、『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』にて共演した鈴木福は、「彼女の姿を見ると刺激になる」と語っている。

幼い頃から番組などでの物怖じせず受け答えに応じる彼女のその様は、多くの人を驚かせてきた。このような様相から、ネット上においては彼女に対して多くの不思議な噂や都市伝説が囁かれてきた。

この都市伝説は、通称「芦田愛菜60歳説」と呼ばれている。

例えば、2018年に放送された『歌のゴールデンヒット~年間売上げ1位の50年~』でのこと。音楽番組の司会が初めてとなる彼女は、番組冒頭で流れる70年代の名曲の数々を、次々と曲に合わせて口ずさんでいる様子が映し出されていた。

共に司会者であった堺正章や宮迫博之は、はじめこそ「名曲は残るんですね」「うれしいねぇ」と喜んでいたが、徐々に「何で知ってるの?」と驚きを隠せない様子になった。

芦田は「母が好きで聞いてて」などと答えるものの、中には彼女の親世代以前の曲すら口ずさんでおり、事前にヒット曲を予習してきたのだろうという推測で一応は落ち着いたようだ。

この都市伝説のそもそもの発端は、彼女が14歳の頃に出演した「ワイモバイル」のCMにあるという。このCMでは、「時をかける少女説」として芦田本人に直撃し、その突撃取材にて「60歳だという噂がありますが」と質問するリポーターに当人が「いやいや、14歳です」と苦笑いする様子が収録されていた。

直後、リポーターは話題を変えて「ワイモバイルから60歳からの『かんたんスマホ』出ました」と商品が紹介されると、芦田が「いいですね簡単で」と言い放ち、「あんた絶対60歳だろ」とツッコミを入れた内容となっていた。

つまりは、ワイモバイルの60歳という設定がそのまま芦田愛菜60歳説となって広まっていったことであるようだ。

かつて『志村けんのバカ殿さま』に出演した6歳当時には、バカ殿から好きな食べ物を問われて「きゅうりと歌舞伎揚げと都こんぶ」とあまりに渋いラインナップを即答したことで一同を驚かせていた。

後年、志村の追悼にてこのVTRが紹介されたこともあり、こうしたいわゆる一般的に想像する”子供”像とはかけ離れた教養や態度が、彼女の60歳説を形成、そしてたびたび再燃させることとなったと言える。

これ以外にも、「人生2週目説」「タイムトラベラー説」など派生的な言い回しで流布されているこの都市伝説であるが、非常にぶっ飛んだ考察もある。

彼女が10歳の頃、ランドセルのCMの記者会見にて将来の夢を聞かれた際、彼女は「新薬を開発する仕事に就きたい」「開発しながら女優さんの仕事も続けたい」と答えていた。

当時、報道陣は感心するにはするもののこれを本気に捉えた人はほとんどいなかっただろう。しかし、名門の中学に進学したことであの発言は本気だったのではないかとされ、2017年に放送された『山田孝之のカンヌ映画祭』に出演した際は、そのワンシーンにて夏休みの自由研究が「DNAについて」と答えていた。

モキュメンタリーとは言え、時期が中学入学したてであったこともあり、新薬の開発は本当だったのではないかと話題になった。

そこで浮上してきたのが、芦田愛菜はあの『名探偵コナン』のように薬を飲まされて子供の姿にされてしまい、これによって彼女は大人顔負けの知識量とも言える二度目の人生を歩んでいるのだという説が密かに囁かれたという。

なお、彼女の現実での進学は、法学部である。

【参考記事・文献】
https://saisin-news.com/2018/08/asidamana-60saigiwaku/
https://dailynewsonline.jp/article/1585961/?page=all
https://www.zakzak.co.jp/article/20200408-WK7GJDJN4RKD5ACKIYICCFOJBU/
https://dorama-kousatsu365.com/entry/2019-05-01-140324

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【文 黒蠍けいすけ】

画像 ウィキペディアより引用