千葉の看護師のしゃどです。先日は私の病院での奇妙なお話しを読んで頂きありがとうございました。敏太郎先生の開運お葉書も直ぐに送って頂き家族で感謝しております。
私は現在、仕事の都合で伊豆に移住しており古いアパートの2階に住んでいます。そのアパートは殆どが高齢者ばかり住んでいます。お隣りにも90代の高齢女性が単身で住んでいます。
私は毎朝の習慣の太陽に手を合わせており、お盆の入りの日にも朝6時30分に玄関ドアを開けて太陽に手を合わせて空を見てお天気を見ておりました。
玄関はアパート通路に面しているのですが、開いたドアの右側にスッと見た事のない高齢男性が立っており、私は瞬間に「どこの人だろう? お盆なのでお隣りのお婆さんのお身内かな?」と思いました。
その男性は年齢90代位で高齢の割に背はスッと伸びており身長も170cm位で私と殆ど変わらない程でしたが、体の厚みがとても薄く中肉中背の私の半分位しかありませんでした。服装は白い猿股にダボシャツの様でした。
玄関ドアを開くと通路は細いのでドアを閉めなければ人は通れない幅しかありませんので、私は「あ、スミマセン」と言って慌てて閉めようとすると、その男性はスッとその狭い通路を通って行きました。
あれ? 何で通れるのだろう?! と不思議に思い妻に今、見た事のない薄いお爺さんが通路を通って行ったよ。と話すとお盆だから誰かの家族が来てるんじゃないの? と言われました。
確かにその可能性もあります。ですが体の厚みが半分で背も高い90代のお爺さんているかな?と疑問は深まるばかりでした。妻に詳しく話すとお隣りのお婆さんの亡くなった旦那さんが会いに来たんじゃない? と言われ私もお盆だしなぁ。そんな事もあるかもなぁ、と納得するだけでした。
そしてお盆の最終日、私は仕事へ行こうと部屋を出て階段の所へ行くとそのお爺さんが白いシャツに茶色いズボン、それは特攻隊のズボンの様な色でした。そして手には紙袋だけ持って一人で立っていましたので私は「おはようございます」とご挨拶するとそのお爺さんは軽く会釈をされました。
私は階段を降りて上を見るとまだお一人で立っておりましたのではっきり覚えています。
私のアパートにはいくつかの監視カメラがありますので大家さんに確認すると、その様なお爺さんは住んで居ないし来た形跡もないとの事でした。
私は疑問が残るだけで怖さはありませんでしたが、お爺さんの高身長と体の薄さだけが不思議で昔は軍人さんだったのかな?と思うだけです。次にお会いしたらお声掛けしてみようと思っていますが、その後お見かけする事はありません。
そのお爺さんは一体どなたで何だったのでしょうか。
(アトラスラジオ・リスナー投稿 しゃどさん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
Sabine van ErpによるPixabayからの画像