【角兎の剥製】
アメリカの個人宅から日本の骨董商の手に渡った剥製である。その後、関西の骨董商へと流れていき、最終的に弊社の元へ渡って来た。角兎の乳は万病に効くと言われており、昔カウボーイが焚火を起こしていると角兎が近寄って来ることから、ウイスキーを飲ませて酔わせたところを捕まえたという。
【角兎とは】
「ジャッカロープ」とも呼ばれているワイオミング州の代表的なUMAである。1930年代、ある猟師の兄弟が鹿の角の生えた兎の剥製を制作したことで世に知れ渡り、同地では町興しのための重要な存在としての役割を担っている。ウイルス性の腫瘍により、角のようなイボが頭部にできる兎が確認されていることから、一概に創作とは言えない存在でもある。
画像:大内かっぱハウス2F 山口敏太郎妖怪博物館