<下校時の心霊体験1>
これは私の妻の高校生の時の体験です。
これまでのに何度かお話しした様に、私の妻は幼少期より数々の不思議体験をしておりその中の一つになります。
私の妻は下校時には何時も仲良しの三人で帰る事が多く、バスで帰宅したり自転車で帰宅したりしていたと言います。
その日も三人で学校から帰る事になりました。
季節は夏で暑かった事もあり、かき氷を食べて帰る事になりお店に寄ったと言います。テーブル席に座り、ウエイトレスが来ると何故か水を四人分もって来たのだと言います。
すぐさまウエイトレスに自分達は三人だけとの事を伝えるとそのウエイトレスは首をかしげながら一人分の水を持ち帰ったのだと言います。
ウエイトレスの不思議な行動にどこかのテーブル席と間違えたのかと言いながら三人で笑っていたと言います。
かき氷を食べた後にお店を出て、しばらく歩いたところにある馴染みお店で三人でアメリカンドックを買おうと言う話になり、お店のおばちゃんにアメリカンドッグを注文したら、「今日は四人で来たのかい?」と聞かれたのだそうです。
妻たち三人は顔を見合わせ、店のおばちゃんに、えっ?「今日も三人だよっ」と言うと、店のおばちゃんは「おかしいね、四人いたと思ったんだけどね」とそんな事を言うのでおかしくて三人でケラケラと笑ったのだと言います。
お店屋さんを後にして三人でバスに乗りました。私の妻以外の二人は途中のバス停で降りるのでバスの車内の窓から二人を見送ったと言います。
すると、バスを降りた二人後を黒い影のようなものが一緒について行くのがバスの座席の窓から見えて驚いたと言います。
その黒い影は妻の方を一瞬振り返った様に見え、どこからともなく「バイバイ」と言う声が聞こえてきたのだと言います。私の妻はそれを見て、きっと悪いものではなさそうだと思ったそうです。
<下校時の心霊体験2>
こちらも私の妻の高校生の時の体験です。
その日は自転車で下校という事で、その日は女子の友人二人で帰ったそうです。
自転車で帰るときは近道をする為に車のあまり来ない農道を通って帰ります。二人の後ろから別の友達らが自転車で競争しながら追い越していったそうで、それを見た二人は負けるものかと追い越していった友人達を追いかけたと言います。
私の妻は追い越して行った友人の自転車に追いつき並びながら競争を続けたたところ、誤って二人の自転車のハンドル同士が接触し田んぼの方へ進路がはずれて田んぼに突っ込んでしまったそうです。
すると、どこからともなく・・・男性の笑い声が聞こえてきたそうで、しかし周りを見渡しても女子の友人だけだったと言います。
男性の声は何故か響きわたって聞こえてきたと言います。
近くの道路標識付近には看板があり、そこには《交通事故注意》が書いてあるのが目にとまったのだそうで、ここは事故で亡くなった人がいるのだと感じたのだそうです。
(アトラスラジオ・リスナー投稿 元葬儀屋さん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 おーちゃん2号 / photoAC