ロシア、武器と共に埋葬されたスキタイ人女戦士の墓を発見

ギリシャ神話に登場する女戦士の一族にアマゾン族がいるが、考古学者がアマゾンに準えた古代の女戦士の墓が発見されて話題になっている。

「デヴィツァV」として知られるロシアの墳墓の遺跡にて、今から2000年前のものとみられるスキタイ人の女性の遺体が発見された。この遺跡はロシアのRAS考古学研究所が2010年から調査し始め、今回は高さ1メートルx幅40メートルのマウンドの下にオーク材のブロックと粘土で造られた墓の入り口が見つかった事から発見に至った。

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埋葬されていたのは4人の女性で、12歳または13歳の少女、20代の女性、25歳から35歳の女性、45〜50歳の女性である。

このうち一番年長の女性が、立派な金や銀で作られた装飾品で飾り立てられていた。特に特徴的なのは大きな筒状の頭飾りで、裕福なスキタイ人女性が身に着けられるものだった。

「このようなヘッドドレスは20ダース以上も発見されていますが、アマゾンのような女性の戦士にあたる人物とともに発見されたのは初めてです」と、考古学遠征隊長のヴァレリー・グリエエフ氏は語る。

この女性の側には布に包まれた鉄製のナイフと独特の二股の矢じりが備えられており、彼女がイランと東ヨーロッパの遊牧民の馬に沿って走ったアマゾン-スキタイの女性戦士であることを示唆しているものだった。




また、墓には30個を超える鉄製の矢じり、鳥の形をした鉄製のフック、それを吊るす馬具や陶器の破片、動物の骨などが出土している。

この時代の平均寿命が30〜35歳であることを考慮すると、45〜50歳の中年女性は支配者階級の者で、尊敬されていた立派な戦士でもあったことがうかがえるそうだ。

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(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Linus Schütz PIXABAY


 

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