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法隆寺五重塔にある爬虫類のような頭の「侍者像」、シュメールと関連あり!?

法隆寺といえば、世界遺産に日本で初めて登録された奈良を代表する寺院であり、そこには世界最古の木造の五重塔が存在する。

法隆寺五重塔は内部が正方形をしており、粘土造りである塑像(そぞう)が多数安置され、そのうちおよそ80点が国宝となっている。これらの塑像は、五重塔の初層(1階)にあることから「五重塔初層塑像群」と呼ばれており、東西南北ごとに釈迦の説話に基づく生涯の4場面になぞらえて設置されていると言われている。

東面の維摩詰(ゆいまきつ)像土、西面の分舎利(ぶっしゃりぶつ)仏土、そして南面の弥勒(みろく)仏像土が並ぶが、その中で北面の涅槃(ねはん)像土に、なんとも不思議な像が配置されている。釈迦の入滅シーンを再現した涅槃像土は、横たわる釈迦と悲しみに暮れる弟子たちの姿の像が設置されている。だが、それらの像の中に頭部が人間ではない3体の像が混ざっている。

これらの像は、左から「馬頭形」(ばとうぎょう)「鳥頭形」(ちょうとうぎょう)「鼠頭形」(そとうぎょう)と呼ばれており、その動物のラインナップを見てわかるようにどうやら十二支の午・酉・子を象ったものと言われている。薬師如来の護衛に12の方角を守る十二神将と呼ばれるものがあり、十二支と結び付けられて表現されることもあるため、それを元にして造られた像ではないかとも考えられている。

しかし、もし十二支がモチーフであるとするならば、なぜその3種類だけが選ばれているのかという疑問が浮かぶ。そして、何より奇妙に思えるのはそれぞれの像が馬・鳥・鼠の頭を称されているにもかかわらず、その頭部は3種類のどの動物ともつかないような形状をしている点であり、例えるならば爬虫類のような形状をしているといっても過言ではない。

これについては、3体を残して他の十二支の動物の頭部を持った像が盗難に遭ってしまったという説、頭部の形状が爬虫類の様になってしまっているのは経年の劣化・腐食に伴うものではないかという説などあるが、決定的な結論には至っていない。

また、この爬虫類のような頭部の像については、かつてイラクのテル・アル・ウバイド遺跡からも非常によく似た像が発見されている。ウバイド文化は、シュメールの起源を巡る上で最も重要であるといわれている。メソポタミアに誕生した先史文化の遺物とされるテル・アル・ウバイド遺跡は、およそ7000年前に存在したとされ、問題の像は1919年、ハリー・レジナルド・ハルによって複数発掘された。

座像である五重塔の侍者像とは異なり、直立でポーズをとった女性像となっているが、そのうち赤子を抱いて乳を飲ませている像のその赤子もトカゲのような頭をしている。この像についても、その正体は現在もよくわかっていないという。

だが、先にも言ったように法隆寺の像の頭部にも非常によく似ており、何より日本人のルーツがシュメール起源であるとの説もあることで、何かしらの関連を持っているのかもしれないと考えうることも可能だろう。

作者はおろか、動物頭の像が設置された理由も、どうしてそのような頭部に象られたのかも不明となっているこれらの侍者像については、その見た目から爬虫類型エイリアン、いわゆるレプティリアンがモデルになっているのではないかという説まで存在しているようだが、果たしてその真相はなんなのだろうか。

【参考記事・文献】
レプティリアン?7000年前のトカゲの姿をした人型の像の謎
https://karapaia.com/archives/52310696.html
【法隆寺に宇宙人が実在した?!】法隆寺に実在している「爬虫類の像」の謎とは?
https://x.gd/B8aLv
あなたは見たか? 法隆寺五重塔に潜むエイリアンを
https://x.gd/9xDO3

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【文 黒蠍けいすけ】

画像 ウィキペディアより引用