世界中でささやかれる陰謀論の中に、爬虫類型宇宙人であるレプティリアンが世界を裏で操っている、というものがある。レプティリアンは爬虫類のような姿のヒューマノイド型宇宙人で、海外のオカルト研究家によればはるか昔に地球に来訪してのち、人間に化けて社会で生活しているとも、有力者に姿を変えて世界を裏から操っているというのだ。
レプティリアンが成り代わっているとされる人物はイギリス王室、世界各国の大統領、世界的に有名なアーティスト等様々だ。レプティリアンは普段は巧妙に人間に化けているのだが、気を抜くと瞳が人間から爬虫類のものに変化するなど、本来の姿が垣間見えてしまうのだという。
そんな人間に化けているレプティリアンの姿が捉えられた!?とする瞬間が動画に捉えられ話題になった事件がある。
2016年11月、90歳になったイギリスのエリザベス女王の誕生日を祝う公式行事がロンドンで行われた。エリザベス女王がバッキンガム宮殿から夫のフィリップ殿下をはじめロイヤルファミリーと共にバルコニーに登場した様子は公共放送BBC2で夕方のニュースとして報じられた。だが、その報道内容を見た視聴者から「エリザベス女王の一部がレプティリアンに変わっている」という意見が寄せられたのだ。
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その変化とは「一瞬だけ、女王の指が緑色になり、鉤爪のようなものが見えた」「女王の目が黄色く変化し、瞳孔も縦長になっていた」というもの。同じような変化を目の当たりにしていた人は少なくなかったようで、報道直後はTwitterに同様の「女王の異変」に対する書き込みが相次いだ。更に、#ReptilianQueenというハッシュタグまで生まれ、この話題はツイッターのトレンドに上がるまでになった。
しかし、騒動が盛り上がっていたさなか、急に問題のツイートが削除されはじめる。「エリザベス女王はレプティリアンだった!?」という内容のツイートは実に数百はあったのだが、投稿されてから10〜20秒ほどで自動的に削除されたり、中にはアカウントごと抹消されてしまったのだ。このTwitter上で起きた規制の嵐を見ていた人も多く、証拠としてスクリーンショットで記録していた人もいたのだが、今はもう残っていない。そして、Twitter側もこの騒動に関しては何も公式発表を行っていないという。
果たして、この騒動は何だったのだろうか。陰謀論者の中には、今まで裏に隠れていたレプティリアンがあえて姿を晒し、われわれ人類に何かを伝えようとしているのではないかとする意見も出てきているが、真相は明らかになっていない。
(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©PIXABAY