映画『釣りバカ日誌』でハマちゃん役、『探偵!ナイトスクープ』にて2代目局長などを務めた俳優・タレントの西田敏行さんが10月17日に亡くなったことが発表された。76歳だった。
『釣りバカ日誌』は主演作として20年を超える長期シリーズとして人気を博し、また『探偵!ナイトスクープ』では泣き虫局長として18年もの長きに渡り親しまれた。
俳優としては、時代劇などにおいて歴史上の人物を演じることが非常に多く、大河ドラマにおいては出演14作、うち主演が2作となっている。徳川だけでも吉宗、秀忠そして家康を演じ、さらには豊臣秀吉役も演じたことがある。戦国三傑のうち、二人以上を演じたことがあるのは現在でも彼のみとなっている。
歌手としての活動も知られ、1981年に発表された楽曲『もしもピアノが弾けたなら』は、大ヒットとなり紅白歌合戦の出場にまで至った。俳優としてデビューしたころは食べられない時代もあり、アルバイトとして歌の吹き替えをしていた時期もあったという。
子供向けレコードでのカバーバージョンの歌の吹き替えを行なったこともあり、『帰ってきたウルトラマン』に登場する防衛チームのテーマ『MATチームの歌』を歌ったこともあるが、このことが原因してか、彼が『帰ってきたウルトラマン』の主題歌を歌ったバージョンがあるという都市伝説も流れたことがある。
(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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