オクラホマ州のあるハイカーが、木に寄りかかって座っているビッグフットらしき姿を捉えた、驚くほど鮮明な動画を公開した。
問題の映像は10月1日火曜日にTikTokに投稿されたもので、ビッグフット等の伝説が残る有名な野生生物保護区パラレル・フォレストを散策していたハイカーが撮影したものだという。
その日、森の中の散策を楽しんでいたハイカーは遠くに奇妙な物体を見つけ、スマートフォンを取り出して撮影を試みた。すると、画面には人間のような顔をした毛むくじゃらの大きな生き物が木に寄りかかっている姿が映し出された。
数秒後、ビッグフットと思われる生物は自分が見られていることに気づいたのか、カメラの方に顔を向けた。その結果、これまでになく鮮明なビッグフットの顔を捉えることに成功。
この動画がネットに投稿されるや否や映像は爆発的に拡散し、瞬く間に250万回以上の再生回数を記録した。
動画を見た人々からは「ビッグフットの姿を目撃した史上最高の映像だ」と言う声が上がる一方で、流石にあまりにその姿がはっきりと映っていることから「ビッグフットほ撮影者と着ぐるみを着た協力者によるものではないか」とする懐疑的な声もあるようだ。
果たして真相は……と言いたい所だが、動画の反響があまりに大きかったのか数日で動画の「裏側」が露見した。
このあまりにも真実味のある映像は、オクラホマ州ロートンにあるビッグフット・ヘッド・ショップによるマーケティング目的で撮影された映像に過ぎなかったことが明らかになった。実に人騒がせな顛末だったようだ。
（田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部）
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