細川たかしは、北海道出身の日本を代表する演歌歌手の一人である。1975年、『心のこり』で歌手デビューして以来、代表曲『北酒場』『矢切の渡し』など数々のヒット曲を生み出した。紅白歌合戦の出場は、歴代でも5位の出場記録を有しており、またアニメ『おそ松くん』(平成版)ではOP「正調おそ松節」とED「おそ松くん音頭」の歌唱を担当した。
彼もかなりエピソードが豊富な人物として知られている。
大御所歌手の中でも、歌詞を間違えることが多いと言われ、歌詞をド忘れしたり歌い出しを間違えたりは数知れず、そのたびに「ゴメンなさい!」と謝罪するのがお決まりである。生放送の本番が苦手らしく、特に『浪花節だよ人生は』でのミスは飛びぬけて多いようだ。自覚はしており、2021年におよそ6年ぶりの紅白出場となった際には、「歌詞を間違えずに熱唱させていただきます」とコメントした。
そして、彼を象徴するネタといえば「ヅラ」疑惑だろう。
実はカツラなのではないかという噂は90年代ごろから囁かれていたが、それをぶり返すほど再燃をしたきっかけは、2016年に『徹子の部屋』へゲストで登場したのがきっかけだった。
この時の彼は、生え際を深く剃り込んで髪を頭上で固めるという独特のヘアースタイルをさらに進化させており、その結果「レゴブロックの人形」と喩えられるほどであった。白髪が嫌で自ら剃っていくうちに後退してしまったとも言われており、また加齢によって脂肪が蓄積されやすくなったことによって顔の肥大化も囁かれ、「ラーメンマンみたい」などとも言われたほどだ。
このヅラ疑惑についても、本人は囁かれていることは知っているらしく、2016年に北海道でミニコンサートが開催された際には、その開催場所が「増毛町」という名前であったことに因んでか、カツラ疑惑を否定する一幕すらあったという。
長い付き合いのある山本譲二も、ある時酒席で同席した際には必ず細川の頭をチェックするらしく、ある時本人から「俺の頭ばっかり見てっけど、カツラだと思ってる?」と聞かれてしまったこともあったという。その時は、「わかんね」と返して事なき(?)を得たそうだ。
ユーモラスな面も多く見られる細川たかしであるが、その一方で実はスキャンダルも多い。
2007年には、電子マネー「円天」を使用し出資法違反容疑で家宅捜索を受けた株式会社の、顧客獲得向けの会員向けコンサートの仕事を50回に渡って引き受け、多額の出演料を得ていたことも発覚。さらにはその会社に多くの歌手を紹介した上に彼らの出演料から紹介料をピンハネしていた疑惑も出る始末であった。この一件によって、それまで32回に渡る紅白連続出場が途絶えることとなってしまった。
また、2008年には指定暴力団の組長とゴルフコンペに参加していたことによってまたも紅白不選出となり、2014年には、台湾で40周年記念コンサートを開催したその公演後に、関係者らと赴いたスナックで知り合った30代の現地の女性をホテルに呼び込むという女性スキャンダルが大々的に報じられることにもなった。
この他、トラブルの渦中やスキャンダルがかなり目立っている彼であるが、前述したようにカツラや歌詞のミスなど、そうした大衆のネタになり得る部分で自ら受け止めるという姿勢が、生き永らえているベースとなっているのかもしれない。
【参考記事・文献】
細川たかしが台湾で女性スキャンダルを起こしていた!!
https://x.gd/HdCEo
カツラ疑惑だけじゃない! 過激すぎる超大御所歌手、細川たかしの歴代スキャンダル
https://www.excite.co.jp/news/matome-article/M1474857393313/
NHK紅白6年ぶり復帰の細川たかし「歌詞を間違えず熱唱させていただく」
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202112230000860.html
山本譲二 酒席で細川たかしに言われた言葉「頭ばっかり見てっけど、カツラだと思ってる?」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a4b81c41e53697419fedf9c55c2e51f34a0cc51
細川たかし 円天問題で集中砲火 放送界追放も
https://npn.co.jp/article/detail/56894073/
細川たかしどうしたの?生え際交代と顔の肥大化でレゴやラーメンマンみたい!?
https://miraclefreelife.com/2023/12/hosokawatakashi/#toc2
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【文 ZENMAI】