9月25日、歌手の細川たかしが北海道で開催されたミニコンサート「秋の味まつり」に登場。
開催された場所が「増毛町」(ましけちょう)ということに因んだのか、細川たかしは自身に長年噂されていた「カツラ疑惑」について否定するという一幕があった。
細川たかしのカツラ疑惑は90年代から囁かれていた噂話ではあるが、2016年9月15日に放送された『徹子の部屋』にゲストとして登場した際、トレードマークの「生え際を深く剃り込み、頭上で髪を固める」という独特のヘアスタイルがさらにパワーアップしていたため若者を中心に「カツラ疑惑」が再燃していた。
ネットでは「どうみてもズラ」「レゴブロックの人形みたい」「もっといいカツラ買えよ!」と話題になり、コラージュ写真まで作られる騒ぎになっていた。
昨日のライブで報道陣から上記のことを聞いた細川は、「そんなのはじめて知ったよ。俺は何も気にしていない。言いたいこと言わせておけばいいさ」と気にもしない様子だったという。
ちなみに今回増毛町にてミニライブが行われたのは、8月24日に発売した新曲「北海無法松」の歌詞に増毛町が登場するためで準備としてはかなり前に行われたものと思われる。
としたら、細川たかしの胸中には『徹子の部屋』などのメディア出演で再び「カツラ疑惑」が出るのを見越したうえで新曲とともにパワーアップした剃り込みを披露したいという可能性もあり、ネットで騒いでいた人間にとって大物歌手ならではジョークに翻弄されただけとも言える。
細川たかし、恐るべし計算力である。
(文:望月歌寿彦 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)