UFO

エイリアン開発のUFO素材か?疑惑の “メタマテリアル “実験室テスト結果発表!

2019年、To the Stars Academy of Arts and Sciencesの最高執行責任者(COO)であるスティーブ・ジャスティス氏は、同団体が何らかの形で手に入れたUFO由来とされる「メタマテリアル」の特性や属性を「独自に証明」するために活動していることを発表し、世界中から注目が集まった。

当時はその素材がテラヘルツの導波管として機能する能力があり、それによって “反重力能力 “を生み出すことが可能であることも示唆されていたため、分析結果次第では技術革新に繋がるのではないかと大いに期待された。

この時、同社は「TSAAは出所不明の先進的な航空宇宙車両から出たとされる複数のメタマテリアルを入手しました。私たちはその潜在的な用途と、発見と革新のための私たちのミッションを促進する方法について熱狂しています」とコメントを出していた。

この驚きの発表には多くのUFO専門家も動いており、ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューに応じたルイス・エリゾンド氏(アカデミーのグローバル・セキュリティー・特別プログラム担当ディレクター)は同社が確かに「UFOからの特別な物質サンプル」を所有していることを確認、「科学的分析を実施するために、最も立派な機関で最も資格のある人物を見つける」努力を続けていると答えていた。

それから5年、オークリッジ国立研究所(ORNL)が全領域異常解決局(AARO)の依頼を受けて実施したこの「UFO由来の物質」の分析結果がついに発表された。

しかし、エイリアン “決定的な証拠 “を期待していた人たちにとっては、残念な結果だったようだ。

ORNLは「この試料は地球由来のものであり、テラヘルツ(THz)導波管として機能する理論的要件を満たしていない」との評価を下した。この「メタマテリアル」はマグネシウム、亜鉛、ビスマスを含む合金であり、物理的特性は地球由来の物質と一致していると発表。

AAROも「入手可能なすべての証拠を考慮し、この標本が試験体、製造製品または副産物、あるいは[マグネシウム]合金の特性を評価するための航空宇宙性能研究の材料成分である可能性が高い」と述べている。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

Willgard KrauseによるPixabayからの画像