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小さなことからコツコツと…「西川きよし」は貴族の称号を持っていた!?

西川きよしは、昭和の爆笑王として名を連ね一世を風靡した横山やすし・西川きよしの漫才コンビ通称「やすきよ」で活躍した吉本所属の芸人である。

横山やすし生前のコンビ解散および彼亡き後も第一線で活躍しており、その度を超えるとも称される生真面目さなどで親しまれている。

自由気ままでトラブルメーカーであった相方の横山やすしに目が行きがちであるが、西川自身にも様々なエピソードや噂が残されている。暴行事件のこともあって、恐れ知らずのイメージの強い横山であったが、実のところ西川のことは非常に恐れていたようであり、ある仕事に横山が遅刻してきた際は激怒した西川にボコボコにされたという逸話がある。

かつて、バラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』にて「西川きよししんどいわ裁判」というコーナーが開廷された際には、その融通の利かない生真面目さや、丁重すぎるあまり周囲がかえって心労を負うといったことが指摘された。

非常に挨拶を重視する人物であり、こちらに気付いた通行人、工事現場で作業に励む人たちへの挨拶のほか、ロケの翌日には撮影に訪れた場所すべてにお礼の電話を入れるほどであるという。

一方で、楽屋入りした際には先輩後輩関係なく西川が真っ先に楽屋へ挨拶に訪れるということから、「もうちょっとドッシリ構えてほしい」という不思議なクレームがテレビ番組内でなされたこともある。

こうした、仕事や人柄の面にまつわる西川のエピソードは多いが、一方で当の本人すら思ってもみないような噂が囁かれたこともある。

2016年7月のこと、男女デュオ「ヒロシ&キーボー」のキーボーこと山田喜代子が化粧品の万引きで逮捕されるという事件があった。この時『キーボー逮捕 相方がコメント』というタイトルが一部報道でなされたのだが、これが一部ネット上で騒ぎとなっていたという。

お解りの方も多いだろうが、これは西川の愛称の一つである「キー坊」と勘違いしたことに端を発している。そもそも、この時相方である横山はとっくに故人となっているため「相方がコメント」など到底あり得ない話であるが、かといってタイトルも作為的なものであるとも言えず、ただただ勘違いが生んだ騒動であった。

さらに、彼にまつわる有名な都市伝説の一つとして、海外で伯爵になっているというものがある。具体的に言うと、北海の南端、イギリス南東部の沖合に浮かぶ「シーランド公国」、彼はその国の伯爵の地位を有した貴族だというのだ。

この都市伝説、実のところおおむね事実である。そもそもシーランド公国は、ミクロネーションすなわち他の国の承認を得ていないものの独立国家であると自称している”国”である。通称「インターネット国家」とも呼ばれ、情報は全てインターネットに委ねられているという。

西川が有しているのは、正式には「伯爵」ではなく「卿」(ロード:男爵以上の爵位を持つ貴族全般への敬称)であり、これはフジテレビの番組「ダ・ベストハウス123」の企画にて西川自身が得た称号なのだ。正確に言えば「シーランド公国の西川卿」とでもなるだろうか、しかもこの称号は数千円相当で購入可能なものとなっている。

因みに、特典(メリット)と言えることはこれといってないという。

【参考記事・文献】
西川きよしは「シーランド公国」の伯爵になっている?!
https://gossip-history.com/g00551/
西川きよし親子が都市伝説レベルのマジメエピソードを暴露
https://hochi.news/articles/20180406-OHT1T50189.html?page=1

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画像 ウィキペディアより引用