インドにて、「バスに幽霊が乗り込んでいた証拠」とされる衝撃映像が流出。
インスタグラムに投稿された動画のキャプションによると、この映像はバスの車掌が記録したものだという。おそらく運行時間外にバスの定期点検を行っていたところ、車内に搭載されたカメラ越しにまだ誰かが乗っていることに気づいたらしいのだ。
困惑した車掌は、その乗客が座っていた座席に向けて持っていたスマートフォンのカメラを向ける。しかしそこには無人の座席…というか、車内が映っているだけだった。
しかし車内カメラの画面に戻ると、確かに白いシャツを着た男性が誰もいないバスに一人で座っている様子がはっきりと捉えられている。
現状、この映像がインドの首都デリーのどこで撮影され、発信されたものなのか正確にはわかっていない。この動画がインスタグラムで共有されるやいなや、数十万回の再生回数を記録するほど人気を博しているのは確かだ。
しかし、この映像の幽霊は本物なのだろうか?車載カメラを通して見たときだけ「幽霊」が映るのなら、なぜバスの車掌のカメラには映らないのか。
最も可能性が高いのは、車内カメラの画面が実際には誰かが座っていた以前の時点の録画を表示しているだけだった、というものだ。そうでない場合、おそらく防犯システムが誤動作を起こしているか、あるいはそもそもフェイク映像だったという説も有力だ。
果たして動画は何を捉えていたのか、気になる人は動画を見て考えてみてほしい。
(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
Photo credit: Purblind on Visualhunt
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