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菅田将暉の弟「こっちのけんと」ブレイク前の苦悩を告白!

2024年7月23日に放送された『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日 水曜 2:34)にアーティスト・こっちのけんとがVTR出演。

こっちのけんとは2019年に音楽活動をスタート。今年の5月に配信した楽曲「はいよろこんで」がTikTokではダンス動画が話題になり、MVの再生回数は6000万回以上、SNSでの総再生回数は60億回を突破。日本・韓国・台湾での音楽チャートで1位を獲得するなど、現在まで大ヒットしている。

そんなこっちのけんとの実の兄というのが、俳優の菅田将暉。兄が大スターである故に、今まで抱えてきた苦悩を吐露した。

こっちのけんとが中学1年の時、兄の菅田が仮面ライダーに出演していた。学校でも『菅田の弟』として持て囃され、誇らしくて鼻高く過ごしていると、気が付いたらイジメられていたという。

ゴミ箱から自分の筆箱が出てきた頃から「菅田将暉の弟」と呼ばれることの怖さを体感するようになったという。それから兄の顔に泥を塗らないようにと、無意識のうちに「理想の弟」になろうと誤った努力をしたという。

大学では両親からの褒めで、歌なら兄を超えられると思っていたことと、大好きで夢中になれることからアカペラに全てを捧げたというこっちのけんと。その結果大学3年の時に全国大会で見事優勝。




「菅田将暉の弟」としてではなくて、「菅生健人」として初めて評価された気がして嬉しかったものの、ちょうどその頃、兄はアカデミー賞最優秀主演男優賞をもらい歌手デビュー。

全国大会で優勝したからこそ、気が付けた“兄との差”に目が覚めて「理想の菅田将暉の弟」にならなければ、と再び痛感したことで今度は勉強と就職活動を頑張り上場企業に見事入社。

が、しかし兄といえば、自分が頑張れば頑張るほど作品が世に残り両親や祖父母が喜ぶ姿が妬ましく、結局自分にはそれが出来ないことを悩み過ぎてしまい、入社後1年が経つ頃に玄関で倒れてしまったという。

鬱と診断され、一流企業を退職。どん底に追い込まれたことからYouTubeで音楽活動を開始。大スターの兄がいて、弱い自分がいるからこそ今の楽曲が作れているというこっちのけん。

最後に「苦悩はたくさんあったが変わらず理想的な兄でいてくれてありがとう!」と締めくくった。

(ばや 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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