事件

黒魔術の儀式によって男性がビーチで死亡?スペインで起きた謎めいた事件

スペインのコスタ・ブラバのリゾート地、ジローナ近郊のパラモスの北にあるラ・フォスカ・ビーチにて今週、男性の遺体が岩陰から発見された。

奇妙なことに、彼の周囲には死んだ鶏が大量にあったという。それも普通の死体ではなく、首が切り落とされた状態で男性の周りに円を描くようにして配置されていたため、ある種の黒魔術の儀式の一環として行われた可能性を疑われている。

亡くなった男性は65歳、妻と共にこのリゾートを訪れ、前日には妻とボート遊びをするなどごく普通に楽しんでいた様子。しかし次の日の朝5時頃、姿が見えなくなったため探しに出たところ、彼が岩陰で意識不明の状態で倒れているのを発見、通報したという。

男性の死因ははっきりとは解っていないものの、事件を捜査している警察によれば男性が時前に摂取したある物質によって死亡した可能性があると考えられているそうだ。

だが、今のところは男性の死については事故や病気の可能性も捨てきれないとして事件としては扱われていないようだ。また、彼やその家族が周囲で亡くなっていた鶏の責任を問われることもないとのことである。

しかし、男性はなぜこのような異常な状態で見つかったのか。黒魔術の儀式に巻き込まれたのか、それとも自分で行った儀式の最中になくなったのか、だとしたら儀式の意味や目的は?いまだ真相は藪の中にある。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

Photo credit: Jorge Franganillo on VisualHunt.com