こんにちはトビオです。
今回は以前いた職場の後輩F君の話をします。
今から25年前、高校2年生の冬休みの出来事です。当時彼は実家の離れに部屋があり、ヤンチャな友達が集まるたまり場となっていました。毎日毎日友達が集ってはファミコンしたりトランプしたりの楽しい冬休みを送っていました。
そんなある日夜中の2:00ごろ、5人でトランプで負けた人が近所の自販機にジュースを買いに行くという罰ゲームに彼は負けてしまい、寒い中友人と二人で2ー3分先の販売機に向かいました。
一応旧街道沿いなのでポツポツと商店などもありますが、周りは畑と田んぼ、街灯も少なくコンビニも無く、田舎の深夜なので皆寝静まってシーンとしている感じです。
家からでて東に向かい少し歩いたところで異変に気づきました。
深夜であるにもかかわらず、空から眩しいグリーンに光るカーテンが遥か南の方角にあります。自分達のいる場所は闇の中なのに遠くに見える小山やゴルフ打ちっぱなしは眩しいグリーンの光に包まれて昼間以上の明るさでした。
そのカーテンは見える範囲の東から西までまっすぐ真下を照らしています。全て見える建物や木に影がありません。
二人とも完全にパニックになり固まってしまいました。そしてそのカーテンはスーッと音も無く自分達のいる方、つまり北の方角に向かって移動してきます。まるで空からスキャンされている様だったそうです。みるみるうちに光に包まれてあたりはグリーン一色になりました。
このグリーンは映画プレデターの血の色の様に輝く鮮やかな蛍光色だったそうです。
真上を通り過ぎた時見上げて見ると東西一直線に蛍光グリーンの棒が通り過ぎて行きました。
しばらくすると・・・今度は真っ暗な闇のカーテンが同じく南の方角から近づいてきていつもの闇に戻ったそうです。
あれは何だったのか?全てがスキャンかコピーされたのか?
二人で茫然としていると東向こうから近所のヤンキー中学生が2人スクーターを押して歩いて来ました。
「見た?」と聞くと「さっきの緑色の光でしょ?あの光に包まれたとき二人乗りしてたスクーターが止まってしまい、エンジンが掛からなくなってしまった」と言うのです。これで証人が4人になったということで早速溜まり場に戻りみんなに話したのですが誰も信じてくれませんでした。
そのまま20年以上が過ぎ記憶が夢だと思い始めていた時、子供の運動会でその時の友人に偶然出会いました。お互いに懐かしく挨拶した後、まず頭に浮かんだのはあの日の出来事でほぼ同時に話を切り出したそうです。
何とも不思議な体験で本人はこの謎を解明したいと言っていました。
どうでしょう、この話は数年前に聞き、今日改めて電話で本人に確かめましたwやっぱりUFOなんですかね、だとしたらやたらデカいやつですね!
場所は三重県三重郡菰野町です。
(アトラスラジオ・リスナー投稿 トビオさん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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