皆さんは大人になっても行ける魔法の国と言えば、どこを思い浮かべるだろうか?やはり某テーマパークを思い浮かべる人が多いのではないだろうか。
他にも魔法の国は意外な場所と繋がっていた!しかも、御利益強そうなパワースポットだらけ!!
山口敏太郎・前田日明対談本出版パーティ(開催日、2024年2月17日)にて素敵なマジックを披露してくれた、コスプレ占いマジシャン・魔法使いれをんさんが埼玉県川越市のパワースポットを今回特別に案内して頂いた。
れをんさんは、魔法の国の中の埼玉県に住んでいるんだとか!?魔法のマジックだけでなく、ダイスや手作りカードなどによるオリジナル易占いやダヤンのフォーチュンカードでも鑑定している。
関連動画
れをんさんが幼少時代に住んでいたことのある川越は、未だによく訪れる思い出深い街なんだとか。まるで魔法にかけられているかのようなレトロで風情ある街並み。
端午の節句を過ぎていたが商店街の雨空には、見事な鯉のぼりがたくさん泳いでいた!(取材日、2024年5月13日)
埼玉とは雰囲気が異なる湘南っ子である筆者の推し神社は鶴岡八幡宮だが、せっかくなのでまず川越八幡宮へ。八幡信仰の御祭神は、第15代応神天皇・誉田別命(ほむだわけのみこと)が祀られており勝負運を高めて頂ける。
筆者は仕事の祈願に必ず八幡宮を参拝するが、川越八幡宮には菅原道真公を祀る菅原神社も鎮座され受験祈願にもちょうど良さそう。大国主命と少彦名命も目の神様として祀られており、ネットやデジタル作業で疲れやすい現代でも参拝者が絶えないだろう。
伊弉諾命と伊弉冉命が御祭神となる川越三峯神社も祀ってある。伊弉冉を怒らせてしまった伊弉諾が桃の実を投げて逃げた神話から、意富加牟豆美命(おおかむづみのみこと)として厄除桃の御神木も祀られている。
特に厄年の方は厄除け祈願もオススメ。さらに厄割桃を厄割石に投げつけると厄落としになり、気分もスッキリするので厄年でない方にも効果あり!?
鶴岡八幡宮でも大銀杏の御神木が有名だが、川越八幡宮では男銀杏と女銀杏が奇跡的に結ばれている御神木が夫婦銀杏として祀られている。この2本の御神木に触れ柏手を2度打って祈願すると、良縁や夫婦円満の御利益があるとか。
御神木に祈願する際に夫婦銀杏をモチーフとした「絆守」を持っていた方が、片思いや大事な人との絆をさらに深められる。
手水舎の脇では水みくじが引ける。れをんさんには末吉と出たが、よりによって恋愛が「今はまだ駄目です」と最も厳しい苦言。この先、良縁の御利益もあるのだろうか・・・
れをんさん一推しの川越熊野神社でも、縁結びの神様である伊弉諾命と伊弉冉命が祀られている。さらに事解之男命(ことさかのおのみこと)と速玉之男命も、伊弉諾が黄泉の国から逃げる際に現われたことから厄除けの神様として祀ってある。
火之迦具土命が火防・盗難除けの神様として祀られている秋葉神社も鎮座しており、御柱に触れると本宮だけでなく烏天狗(三尺坊)からも二重に御利益を得られる。家内安全・商売繁盛の神様として天之鳥船命が祀られている大鷲神社も鎮座し、「おとり様」と呼ばれる酉の市が毎年12月3日に賑わっているとか。
芸能・財運の女神様である弁財天が祀られている厳島神社も鎮座しており、お参りしてから弁天池(宝池)で洗った銭を例えば財布買う際や学費など願い事に使うと御利益が返ってくる。銭洗弁財天の御神水で清めてある「御福銭」(授与品)もオススメ。
さらに弁財天の使いである白蛇神社で撫で蛇様を撫でると、頭(学業・合格必勝)・巻物(芸事・知恵)・体(健康・病気平癒)・卵(金運・商売繁盛・出世・子宝安産)・2匹同時(良縁・夫婦円満・家内安全)など撫でた部位によって御利益が授かれる。願いを書いた紙を入れて叶うとお礼を書いた紙を入れ返納する「卵抱き祈り蛇」(授与品)もあるが、白蛇神社前へ大量に並べられていたことから御利益あったことが判明!
筆者も大好きな食物(稲)の神様である倉稲魂命(うかのみたまのみこと)が祀られている加祐稲荷神社を参拝すると運試し輪投げができ、恋愛運・仕事学業運・健康運・金運・心願成就運のどれかに3つ投げ1つでも入れば運気上々なんだとか。魔法の輪っかを使ったマジックが得意なれをんさんも挑戦し、3回目で心願成就運にやっと1つだけ入り筆者となんと同レベルだったが・・・仕事の発展を願っていたれをんさんの活躍の場が増えることに期待できそうである!
御社紋としても知られている太陽の化身である八咫烏は、初代神武天皇が熊野の山中で迷っているところを導いたことからサッカーのトレードマークとしてもお馴染み。黒と金の2羽で鎮座するジャンボ八咫烏様の側にある、むすひの庭を参拝すると八咫烏からパワーを頂ける。
さらに有り難い御言葉まで、神恩感謝・縁結び・開運の3つある水晶から1つだけ選べる。開運の水晶に触れたれをんさんには「素直な心で生きましょう。」との御言葉がスクリーンに表示された。謎めいている彼の口からは「邪心にまみれてますからね、私はね・・・」と不適な笑みを浮かべながらの発言。
25種類ものおみくじが並べられているおみくじ舎でれをんさんが引いたおみくじには、中吉と出たが御言葉の末尾に「邪心は災禍(わざわい)の源(もと)になります」とあり先程の発言への戒めに見える。
よりにもよって、またもや恋愛で「火遊びは身を滅ぼす」との厳しいお告げ。一体、どういう意味があったのかはさておき・・・
そんなれをんさんの一推しはやはり「八咫烏護守」と、ご実家で大事にされている「茅の輪護守」なんだとか。参道の両脇は歩くとツボ押しができる足踏み健康ロードとなっており、必然的に健康や疲労回復の御利益あり。
川越で縁結びと言えば最も有名な川越氷川神社では、素盞嗚尊(すさのおのみこと)と奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)の夫婦神と息子にあたる大己貴命(おおなむちのみこと)と奇稲田姫の両親にあたる脚摩乳命(あしなづちのみこと)と手摩乳命(てなづちのみこと)の5柱の御祭神が祀られている。大己貴命は出雲大社で縁結びの神様として有名な大国主命としても崇められている。
約15メートルもの高さでそびえる大鳥居は、木製の鳥居の中で日本最大級を誇る。大鳥居の扁額の社号文字まで、なんと大人物として知られている勝海舟の直筆である。
人々の願いが込められた絵馬トンネルを潜り抜けた奥に、樹齢約600年もの御神木(欅)が植えられている。2011(平成23)年の台風12号によって倒壊したが被害はなく、幹先10メートル程は折れてしまったが共和木材にて大事に保管され続けている。石路の上を歩いて8の字になるように廻るのがオススメ。
弥都波能売神(みづはのめのかみ)が御祭神として祀られている水神社へ、戌の横顔に似た戌岩が鼻先を向けているように見える。戌岩を撫でると子宝安産に恵まれる。
その前で湧いている御神水の小川では、人形(ひとがた)流しをして心身の穢れを清めることができる。しめ縄の下を潜るように流すはずが、れをんさんと筆者の流した人形はしめ縄まで行き着かず大雨と共に川の中へ溶けてしまった・・・邪心ごと溶けて流れていったのだろうか。
川越名物である薩摩芋の形をした「いもみくじ」を吊り上げるのに、苦戦していたれをんさんだったが大吉が出た。これまで恋愛について特に厳しいお告げだったが「積極的にせよ」とあり、さらに御言葉の末尾に「色に溺れ酒に狂えば凶なり」と良いこと尽くしではなく喝を入れられているようだった。
もう1つのオススメは「あい鯛みくじ」という恋みくじで、ピンク色の他に新緑のような季節限定色の鯛も置いてあるので筆者も引いてみた。吉が出て筆者が好きな菜の花の花言葉「活発」と書いてあり、運気だけでなく出会い・進展・相性が合う人・待ち合わせについても具体的なアドバイスを頂けた。
れをんさんの一推し縁結び守りは、イラストレーター・浅生ハルミンさんがデザインした可愛い「赤縁筆」。女の子の絵が描いてある赤鉛(縁)筆を使っていくと、キャップに描かれた男の子の絵と赤い糸が縮まっていく。
身を清めた巫女達が境内で拾った小石を麻の網に包みお祓いされた「縁結び玉」が特に大人気で、毎朝6時から整理券が配られ早朝に行かないとなかなか手に入らないんだとか!
7月6日(土)から9月8日(日)の夏季期間、約1500個も飾られる「縁むすび風鈴」に木の短冊を掛けてお願い事ができる。まだこれからな季節に川越へ足を運ばれる方は、絶対行きたくなるはずの一推しスポット。
川越の名所と言えば、指定文化財にまで指定された「時の鐘」がシンボルとされている。環境庁主催「残したい日本の音風景100選」(1996年)にまで選ばれたことがあるとか。高さ約16メートルもある3層構造の鐘楼で、午前6時・正午・午後3時・午後6時に鳴る。
眼病に効果があるとされる薬師神社(元・端光山医王院常蓮寺)の境内に江戸時代初期から建設され、1893(明治26)年の川越大火により消失したが翌年から再建して現代まで親しまれている。
江戸時代末期から明治時代初期に江戸っ子好みの菓子が製造されてから、未だに多数の駄菓子屋が並ぶようになった菓子屋横丁も川越のお馴染みなんだとか。なんと「かおり風景100選」(2001年)にも選ばれている。
「大吉棒」という巨大麩菓子が特に名物で、食べづらそうだが運気上がるかも。勇気ある方は挑戦あるのみ!
魔法の国にピンと来なかった方でも、魔法にかけられたように楽しく開運できるかもしれないスポットだらけ!!ここまで読んで頂いた皆さんは、行ってみたくなる魔法にかかっているはず!
画像・文(☆よみらいたー古都奈 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
参考サイト
川越市 時の鐘
川越ロケーションライブラリ 時の鐘、薬師神社
(川越市公式サイトより)