佐々木希(のぞみ)は、日本の女優、ファッションモデルとして活躍する女性である。2005年にスカウトされて芸能界入りをし、翌年からタレント、モデル、グラビアアイドルなど幅広い分野で活動を展開し、男性誌・女性誌ともに支持を得るほどの逸材として知られている。
有名芸能人ほど伝説的な逸話あるいは都市伝説などつきものであるが、彼女も例に漏れず多くのエピソードや噂が囁かれているものがある。最も有名なものは、彼女が元ヤンキーであったというものだろう。
当人が明言していないため、あくまで都市伝説めいた話ではあるが、彼女は10代のころ、地元秋田では知らない人はいなかったと言われているほどのヤンキーであったと言われており、それにまつわる多くの”武勇伝”がまことしやかに囁かれている。
例えば、彼女は相容れない相手がいれば呼び出してタイマン(一対一の喧嘩)をし、しかも負け知らずの無敗伝説もあったという。しかも、タイマンで負けた側が見せしめとして髪を切られるという「髪切りデスマッチ」が行なわれていたと言われている。
学校へは殆ど行かず、行っても教員とはほぼ喧嘩状態となり、授業中に男性教師に注意されたことに驚いた途端椅子ごと転倒し、その報復として教員の股間を蹴り飛ばし歯を折ったという。アルバイトにおいても、気に入らない相手には決して挨拶をすることがなく、また他の従業員との関係も良いものではなく長続きはしていなかったのだとか。
また、芸能界に入ってのちに元ヤンであったことを示すような次のようなエピソードも存在する。
元ヤンを公言し、それを売りにしていた元タレントの木下優樹菜が、かつて「PINKY」誌のフォトセッションで佐々木と顔合わせになった時のこと。中学時代には副番長も務めていたと言われている木下は、後輩から佐々木の元ヤン事情を耳にしたことで、対面する際にメンチを仕掛けたという
。
そして、対面の場になった際、木下は挨拶の代わりにメンチを切り、とうとうタイマンかと思われたその直後、なんとへりくだった挨拶をし、佐々木も温和に対応したのだという。木下はこの時佐々木の目を見て「この人は手を出してはダメだ」と思い、その後親交を強めていったという。
この両者は、のちに自らの騒動による芸能界引退と夫の大スキャンダルという、それぞれが大変な目に遭っているものの、佐々木がそれでも不貞を重ねた夫(渡部建)を支え続けているのは、元ヤンとしての肝の座り方が違うためではないかとも言われている。
ところで、この夫のスキャンダルについては、以前より危惧されていたある「呪い」が関係しているのではないかとも言われている。
たとえば、名前が「のぞみ」のものはスキャンダルやトラブルが多いという「のぞみの呪い」と呼ばれるものがあった。
これについては、夫の不倫があった川崎のぞみ(元AKB)、毎月のようにブログが炎上していた辻希美(元モー娘)、果ては刃物男や蛇が現れたという新幹線の「のぞみ」すらあったという。
また、映画『呪怨』シリーズの主役を務めた女優は不幸になるという「呪怨の呪い」なるものも囁かれており、奥菜恵(2003「呪怨」)、酒井法子(2003「呪怨2」)、加護亜依(2009「呪怨 黒い少女」)は、いずれも出演後に離婚を経験している。
佐々木も2014年に「呪怨 終わりの始まり」で主演を務めていたことから、当時はこの呪いの的中を心配する声が多かったという。
少なくとも、この2つの呪いについては、大きなトラブルに巻き込まれてしまったという意味で的中したようにも見受けられるだろう。
しかし、夫が不貞を働いたことによって、彼女以上に応援の声が多く集まったという例もきわめて珍しいと言われている。それは、元ヤンであったかどうかに関係なく、何より彼女のひたむきな態度に裏打ちされたものであるに違いない。
【参考記事・文献】
佐々木希の元ヤンキー伝説まとめ
https://jewelry-life.com/sasakinozomi-yankee/
佐々木希は元ヤンキーだった！グレた原因や歴史に残る武勇伝・当時の画像は？
https://smart-enta.com/8465/#toc4
佐々木希の元ヤンキーの昔の写真がヤバい！
https://gawagon.net/sasakinozomi/
木下優樹菜にも戦わずして勝った？ 元ヤン佐々木希の秘められた“凄味”
https://npn.co.jp/article/detail/01616434/
衝撃事実発覚！「元ヤン」タイマンバトルでユッキーナが佐々木希に完敗！ モデル時代に返り討ちに
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/197684#goog_rewarded
【アトラスラジオ関連動画】
ATLASラジオ2nd 188 アンジャッシュ渡部不倫問題、『呪怨』の呪い、行列のできる法律相談所の呪い
【文 ZENMAI】
Photo credit: Dick Thomas Johnson on Visualhunt.com
