10月27日に判明した「シーチキンLフレーク」に1.5cmのゴキブリが混入していた問題について、製造元のはごろもフーズの企画開発室は10月28日「製造ラインの再検査と社員指導の徹底、工場間で情報の共有を図り、全社を挙げて再発防止に努めます」とコメントを出した。
製造した工場については操業を当面の間休止するが商品の回収については「現在のところ予定はない」という。
しかし、本件の報道後、購入者から「もう気持ち悪くて買ったシーチキンが食べられない」「どうにして返品したい」という声のほか、取り扱っている小売店やスーパーでは「シーチキンへの問合せがあった」「在庫は大安売りするしかない」という声が相次いでおり、全国レベルで問題になっている模様。
また「シーチキン」ははごろもフーズの商標登録商品であり、シーチキンと同様のマグロの油漬け缶詰は「ツナ」となる。
現在、「シーチキン」を掲げてる主な商品はローソンの「シーチキンマヨネーズおにぎり」があるほか、シーチキンはツナの有名ブランドのひとつであり、使用している店舗はチェーン店から高級レストランまで数多い。
そのため、今回の騒動によりシーチキンのブランド名を使った商品は敬遠される可能性が高く、近いうちに「シーチキン」の名がついた商品はこの世からなくなるのではないかと噂されている。
(文:ミドルサイズパンダ ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)