遠方から来た観光客の中には訪れた先で奇妙なことをする人もいるものだが、7月頭にアメリカ有数の景勝地の一つであるイエローストーン国立公園で前代未聞の事故が発生した。
地元メディアの報道によると、5人の観光客がSUVでセミ・センテニアル・ガイザー(公園のロアリング・マウンテンの近くにある酸性の間欠泉)に突っ込み、炎上した。
間欠泉自体は100年以上活動を停止しているものの、水は未だ高温かつ高酸性。決して魅力的な温泉などではない。
車は完全に水没してしまったが、5人の乗員は全員脱出に成功し、なんとか無事だった。その後彼らは救急車で病院に運ばれたが、命に別状はなかったという。
しかし、彼らの乗っていたSUVがどのようにして湖に転落したのか、いまだに正確なことはわかっていない。
事故現場周辺の道路は封鎖され、調査が行なわれている。
Car runs off the road and into thermal geyser at Yellowstone National Park https://t.co/bz9H0CzOlW pic.twitter.com/uq0gI15nfy
— CBSColorado (@CBSNewsColorado) July 13, 2024