スピリチュアル

「仮想現実と宇宙人の憑依?について」

スペイン在住の方の体験談で、外国人の旦那様が、投稿者の奥様と飼い猫が、就寝中に憑依されたかのように、機械が話すような「異語」を話すのを聞き、旦那様が「この世はやはり仮想現実なんだ」と思ったというようなお話です。

また、同じ日の別の方の投稿で、時計の秒針が一旦止まって、数秒立ってから動き出すのを見て、この世はやはり仮想現実ではないかと思ったとのお話がありました。

どちらも、仮想現実の証拠となる事象についてのお話でしたが、私と知人がそれぞれ体験した内容に近いので、報告致します。

まず、私の体験ですが、時計の秒針が止まって少ししてから動き出す、という事象を何度も目撃しております。見るたびに、何だか異世界に迷い込んだような感覚がして、不思議に思っておりました。

しかし、これは「クロノスタシス」という錯覚が起こす現象だと、学生時代、心理学の教授が教えてくれました。

簡単にいうと、脳が実際に見るよりも先に「何が見えるか」を予想してるため、目で見たときの実際の映像とのズレがあると、そのズレを脳が修正しようとするため、認識するのに時間がかかり、実際に見ている時間よりも長く感じるというものです。

時計の秒針の場合は、何度か時計を見ると、脳が勝手に秒針の動きを予想してしまうため、意識して見たときに止まったように見えるということのようです。

デジタル時計で、ゾロ目の時刻表示を何度も目撃すると気になるのも、時刻がゾロ目になるというのを脳が予想しづらいため、見たときに処理に時間が残り、印象が強く残ることが原因のようです。

なんだ、錯覚かぁ。

その時はそう思って忘れていましたが、先日の放送を聞き、この現象を改めて考えたとき、新たな考えが生まれました。

「脳が勝手に予想している」それはつまり、「脳が見せたいように見せている」わけで、もしその脳自体が操られているとしたら、やはりそれは「仮想現実」なのではないか、と。

次に、知人の体験ですが、先述の「就寝中に憑依されたように異語を話す」と似たような体験をしております。その知人は、大学の夜間部に通っていたときの同級生なのですが、その当時、昼は看護師として働きながら、夜は大学に通っていました。

もともと、霊感が強い人で、病院での幽霊話や住んでいる寮での怪奇現象、またドッペルゲンガーの体験話などもその当時いろいろ聞いておりました。

そんな彼女の体験談の中で、夜、一人で寝ているときに、変な声で目を覚ましたというのがありました。

もちろん寮の一人暮らしなので、誰もいないはずなのに、確かに声が聞こえてくる。しかも近い。それは聞いたことのない言語で、ロボットが話しているような抑揚のない話し方だったそうです。

そのうち、その声の出どころに気づいたそうです。

それは、“自分のおなか”でした。まるで、自分のお腹の中にスピーカーがあって、そこから流れてくるように、その声が聞こえたというのです。

びっくりして、思わず「やめて!」と叫んだそうですが、そのとたん、お腹から「ダイジョウブダヨ」(機械声のように)と返答があったそうです。その後、その声はピタリと止んだと言ってました。

彼女がこの話を私に聞かせてくれたとき、こんなに気味の悪い体験なのに「最近悩んでたりするから死んだ母が来てくれたのかな?」と何だか好意的にとらえていたのが、意外で、、というより強烈な違和感を感じたのを覚えています。

いま思い返してみると、彼女の話し方がまるで原稿を読んでいるように抑揚がなく、全く表情を変えずに話すので、内容云々よりも、彼女の様子が怖いと思った気がします。

やはり何かが憑依していたのでしょうか。

その後彼女は大学を辞めてしまい、その後の消息も分からないため、この話を確認することはできないのですが、先日のラジオを聞いて、突如としてこの体験談を思い出したので、ご報告させて頂きました。

敏太郎先生はこの二つの体験、どのように考察されますでしょうか。やはりこの世は「仮想現実」、「脳が見せている虚像」なのでしょうか。また、宇宙人が憑依するような現象はあるのでしょうか。

ご意見をお聞かせいただければ幸いです。

このご時世ですので、お身体にはお気をつけて、ますますオカルト道にまい進されますよう、陰ながら応援させていただきます。

長文乱筆、失礼いたしました。

(アトラスラジオ・リスナー投稿 マーマレードジャムジャムさん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

TumisuによるPixabayからの画像