スピリチュアル

「寝床に現れた知らないおばあさん」

はじめまして。大阪在住30代主婦のソバネコと申します。 

さて、これは私が4歳か5歳の時に体験した話です。その頃、両親はすでに離婚していたので、母親と3歳下の妹と3人で1LDKのアパートで暮らしていました。

玄関を開けると部屋の奥のベランダまで見える3部屋つながった間取りでした。

就寝時は真ん中の部屋にお布団を敷いて、母親、妹、私の順で川の字で奥の部屋の方に頭を向けていつも寝ていたと思います。母の目が悪かったからか、真っ暗にして寝るのではなく必ず豆電にして寝ていたと思うのですが、その日は豆電の明るさではない光を瞼の裏に感じて私は目が覚めました。

それは奥のベランダのある部屋からの光でした。

眠気眼に見たそれは蛍光の黄緑色をした発光体でした。怖さは感じず、私はその発光体に手招きされた気がして近づいて行ったのを覚えています。

その後、気づいた時には発光体に膝枕をしてもらい頭をポンポンとされていました。その時も恐怖心はなく、とても心地よかったのを覚えています。

そして「誰やろ?」と思い、膝枕してもらっている頭を上げると、私を見てにこにこ微笑んでいる正座した知らないおばあさんでした。

服装や髪形はザ・おばあちゃんといった感じで、眼鏡をかけて髪形も後頭部の下にお団子ヘアーだったと思います。その全身は黄緑色に発光しているし、知らないおばあさんなので、思い出すと「めっちゃ怖いやん」と思うのですが、その時はその姿に驚くわけでもなく、おばあちゃんに膝枕をしてもらいそのまま、また寝ました。

朝起きた時に奥の部屋のど真ん中でうずくまって寝ていて、親に「なんでそんなところで寝てんの?」と言われた記憶と、手招きされて自分で歩いて光るおばあちゃんのところに行った記憶もありますが、それも30年前の話になるのでわかりませんが、これが私の身に起きた一番初めの不思議な出来事です。

おそらく、そのおばあちゃんは母方の私は会ったことのない曾祖母だったような気がします。初めて曾祖母の写真を見たときになぜか懐かしいと感じて、あの時膝枕をしてくれた人かもと思った記憶もあるので、そうだと思っているだけですが・・・

それでは、つたない文章ではありますが最後までお読みいただきありがとうございました!

(アトラスラジオ・リスナー投稿 ソバネコさん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

Alana JordanによるPixabayからの画像