アメリカを代表するUMAのビッグフット。身の丈3メートルに届こうかという巨体を誇るが、臆病なのか警戒心が強いのか、人間からは距離を置こうとする性質があるようだ。
ところが先日、カリフォルニア州にてビッグフットらしき生物と間近に遭遇したという興味深い話が浮上し注目を集めている。
2022年8月2日、カリフォルニア州北部の閑静な町近くの森で、マークと名乗る男性と彼の妻、そして彼の幼い娘はピクニックのために森へ向かったという。両親が昼食の準備をしている横で、娘は木々の間で遊ぶために森の中に入っていった。しかし約15分後、森の中から大きな悲鳴が聞こえたため、両親は娘の無事を確かめるために森の中に駆け込んだ。
そのとき見た光景は、おそらく二人の一生心に残る光景だったにちがいない。倒木の上に娘が腰かけており、その隣には毛むくじゃらの巨大な生物が座っていた。
「娘はすっかりリラックスして満足しているように見えましたが、その隣にはしゃがんだ状態でも2メートルはあろうかという巨大な毛むくじゃらの生き物がいました」とマークは振り返る。
その生物は二足歩行で全身を茶色の毛に覆われており、少女と楽しそうに遊んでいるようだった。また幼い娘も珍しい遊び相手を怖がる様子もなく、逃げようともしなかった。
「まるで子供が真似っこ遊びをしているようで、首を傾げたり頬を掻いたりしていました。時折まるで笑っているかのように、低いうなり声をあげていました」
やがて、娘は近くに両親がいることに気づき、駆け寄った。その直後にビッグフット も立ち上がり、二人をしばらく見つめていたが、やがて森の中に引っ込んでいったという。
ちなみに一家はあれから何度も同じ場所に足を運んでいるそうだが、ビッグフットを目撃したのはあれが最後だという。
一家の目の前に現れたのは本当にビッグフットだったのか、本物ならばビッグフットは我々人類と交流できるだけの知能があるのか。続報が気になる話である。
(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 Rinaphoto / photoAC