サブカル

下ネタで世に出た芸人、その苦しみと家族との関係は?

2024年5月21日に放送された『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日 水曜2時34分)に芸人の紺野ぶるまがVTR出演、デビュー当時の下ネタで人気を博した芸人の苦悩を吐露した。

元々は、女性である自分が下ネタを言ったら「モテる気がないんだな」であるとか、「芸人として女性というものに頼らずにやろうとしている」と思われるのではないかと考えていたと紺野。しかし、実際は下ネタを言うことで「女を売りにしている」と捉えられ、世間と自分とのズレを感じて世間知らずであったと反省したと語った。

ねずっちの謎かけライブに出演し、咄嗟に下ネタで返したことからブレークのきっかけを掴んだ紺野。このチャンスを逃すまいとしていた紺野の元に、「親御さんは下ネタ謎かけについてどう思っているのかロケをさせてほしい」という依頼が来たという。

真面目な母親に打診すると激怒され、「あなたが外でどんな下品なことを言おうがもう止めないけど私たちを巻き込まないで」と突っぱねられてしまったという紺野。




困惑した紺野、そこで土下座までして、なんとか父親だけは出演する許諾を得た。そして「娘さんがこのようなネタをしていることをどう思われますか?」と問われた父親は顔を曇らせて「複雑ですね」と答えたという。

自分が親になってからは、「お子さんがこのネタのせいでイジめられたらどうしますか?」と聞かれることもあったという紺野。『子供には、とやかく言われてもやりたい仕事をやって欲しい』と思い、さらに『応援したいと思っているが容易いことではないと気付いた』と、〆た。

すると、番組MCのウエストランド・井口浩之は「芸人になるなんて恨まれても仕方ないじゃないですか」と家族には何を思われても仕方ないという考えを示すと、もう1人のMCのとろサーモン・久保田かずのぶもこれに同意した。

(ばや 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)