6月3日(金)自衛隊の演習場で発見された田野岡大和くんは怪我もなく、意識もはっきりしており両親との対面も実現。謎は残されたものの、無事、事件は解決となった。
しかし現在、親子の今後について心配の声もある。それは今回の6日間にかかった少年の「探索費用」である。200人以上の警察、消防隊員、自衛隊などが出動した今回の事件は、近年でも最も大規模な探索なり費用も多く発生したと思われる。しかし、今回の事件は上記の公共の機関が探索のメインだったため、両親に対しての請求はだいぶ抑えられ、ほとんどは税金によって賄われるという。
通常、遭難などによる探索費用は親族や個人が払うと言われているが、それは民間の捜索隊を依頼した場合である。今回の事件では民間の捜索隊が出動したかはわからないが、民間が出動した場合は親族に請求がいく場合がある。
通常、登山を趣味にする登山者は万一に備え山岳保険をかけている。今回、田野岡家が山岳保険に入っていたかはわからないが、理由はどうあれ遭難したことは事実なので加入していた場合、多少なりとの保険は降りると思われる。
しかし、インターネットでは「見つかってよかったけど責任をとる意味で多少の請求はいくべき」「同じような悲劇を繰り返さないためにも両親からのお金はとるべき」という声が相次いでいる。また一家は「田野岡」という比較的珍しい苗字のため、今後数年間は平穏な日々は過ごせないだろうと予測されており、家族のプラバシー保護などの問題も今後、明るみになると思われる。
(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)