NASAが撮影した月の写真に、まるで月面に突き立った尖塔のような構造物が捉えられていることが判明し、話題になっている。
先日、MexicoGeekというアカウント名の人物が、NASAの月面の画像を閲覧できるGoogle Moonで「尖塔」らしきものを発見したとする動画を公開。ネット上で反響を呼んだ。
問題の物体はやや粗い画像であるが、確かに白い円形の台座に黒いピンのような尖塔らしき物体が捉えられている。MexicoGeek氏によると、Google Moonのスケールからこの物体の高さは約3.5マイルあるため、「非常に大きな宇宙船を着陸することなく安全にドッキングし、収容するために建造された駅のようなもの」ではないかと述べている。
果たして、月面には本当に我々の知らない未知の巨大構造物が存在するのだろうか!?
しかし、この物体について回答を行ったのはなんとNASAだった。のルナー・リコネッサンス・オービター・カメラ(LROC)ミッションのプロジェクト・サイエンティストであるノア・ペトロ氏は、この『尖塔』は、大小2つのクレーターが隣り合っているだけだと回答。
高くて細い “構造物 “は、実際には小さい方のクレーターの影が大きい方のクレーターに投影されたもので、大きい方のクレーターの壁から落ちてきた破片のものである可能性が高いとのこと。
確かに納得のいく説明だが、視聴者の中には疑惑にすぐにNASAが出てきたのはおかしいとして、NASAによる隠蔽工作を疑う人も出てきている様子。
果たして、月面に存在する尖塔?の正体は何なのか。この物体はGoogle Moon等で誰でも確認できるので、気になる人は自分でも正体を探ってみてはいかがだろうか。
Mystery of moon's "unnatural" 4-mile-high spire explained https://t.co/DNrraBSPzB pic.twitter.com/0ml4DBLGiC
— HuffPost Science (@HuffPostScience) February 10, 2016
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)