#4 お坊さんの幽霊の話
私が怖いっ!!と思う時はたいてい、ぐにゃっと空間が渦を巻くように歪むように感じ、その歪んだ所に恐怖を感じます。
学生時代、夜中までテスト勉強をしていると、空間がぐにゃっと歪みグルグルと渦を巻きだしました。さらに、その渦の向こうからお教が聞こえてきました。
存在は見えないのですが、お坊さんの集団が渦の向こうからこっちへやってくる気配を感じました。
私の話を少し挟ませていただきますと、子供の頃から背中にお気に入りのぬいぐるみをくっつけないと背中がぞわぞわして眠れず、また学生時代も両親と川の字になって眠っていました。
布団で横になると、なにかが足元からつたってくる感覚があり、手でぺちっと払うと嘘のようになくなる不思議なモノを毎回感じていて、一人だと、怖くてとてもじゃありませんが眠れなかったのです。
そんな私なので、このお坊さん?の襲来の前に逃げなくてはと、大慌てで両親の寝室に走り去りました。
この話を兄にすると、兄も怖いお坊さんの体験をしていたようでした。
夜中、自分の部屋の前まで階段を登る足音がし、かつドアは開けてこないそうです。兄は金縛りに合い、その間、お坊さんのお教と共に自分を覗き込まれている気配を感じたとの事でした。
ちなみに私は小学生の頃、元旦の初夢で、鮮やかな浮世絵のような江戸時代の景色の中、橋を渡ってどこかへ旅に出るお坊さんを
見送る夢を見たのですが、目覚めた途端、ぞわぁああ!と背筋が寒くなり非常に恐怖を感じて家族が駅伝を見ている部屋に駆け込んだ事がありました。お坊さんとなにかあったのでしょうか??
お坊さんなのに人を怖がらせないで欲しいものです。
#5 お雛様についた霊
私は10年ほど前、よくお雛様には憑くと聞くので、しっかりお手入れしなければと思い立ちずっとしまいっぱなしにしていたお雛様を掃除して、盛り塩を置き、虎の尾と和名を持つ浄化作用があるといわれる植物を置きました。
植物の英名は確かサンスベリアです。
すると夜中、私が目覚めると、沢山の真っ赤な怖いやや小さめの顔が円を描くようにして虎の尾の上でグルグル周り、私の目の前までやってきたのです。
これはマズイと思い、眼をつぶり、翌朝まで寝て過ごしました。私の中では、『盛り塩と虎の尾の力で出てってくれたのかな』とポジティブに捉えています。
#6 地獄の話 巨大なマグロが亡者を食べる / 地の池地獄
私は夢で地獄の景色を垣間見たのではないか??と思う事がありました。
私は夢の中で大きな塔にへばりつくようにして人々が螺旋状にぐるっとしがみつきながら登っている中の一人でした。東映ムービーに出てくるような螺旋階段を大きくしたような塔を想像していただければと思います。
塔の下は海で、海の中にも亡者が溺れています(脳内で人ではなく亡者と判断していました)。そして怖いことに、非常に巨大な、ビル5階分くらいの大きさのマグロの頭が、カパっと口を開けたまま海の中から現れ亡者を食べにくるのです。
マグロは何匹もいて、ぐるぐる真横に渦をまきながら亡者を飲み込んでは沈んでゆきます。海の中は阿鼻叫喚でした。
その映像は極彩色ではっきり見えておりました。また、私は脳内変換でマグロと思ったのですが、魚の頭だけしか見えておらず、色は真っ赤でした。
ふうっと風が吹いたように感じると、私は大きな窓ガラスの広々とした展望台の中に立っていました。
そして、室内から螺旋状に登る人々と魚に食べられる人を眺めていました。展望台には明るい光が差し込み、眼前の恐ろしい景色があるにもかかわらず平和な空間でした。自分は違いましたがの展望台の外にいた人々は裸でした。また展望台に居た他の数人は服を着ていました。
また、すでに亡くなっている身内がドロドロでグツグツ煮えた血の池地獄の中を歩いており、首がないのですが、私には身内の誰かと一発でわかりました。
そして、私に『成仏できない』と語り掛けながら歩いてきました。私はその身内に思うことは今でもありますが、可愛がってくれた思い出もあり、今では天国で幸せになれますようにとお祈りをしております。この夢ばかりは、私が見た、ただの夢だと思いたいのですが・・・
その人にやられて嫌だったなと思う事を反面教師として、私が徳を積むことで身内の浄化を手伝えると思い、日々教訓としております。
勿論、ただの夢かもしれませんが・・・
(アトラスラジオ・リスナー投稿 はるうららさん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
hartono subagioによるPixabayからの画像