※以下は2020年6月に投稿されたものです。
アメリカ・アリゾナ州の都市伝説である、ネイティブ・アメリカンの言い伝えで有名な、サンダーバードについてのYouTube動画(ターロウトーキー海外ミステリー)を拝観しまして、ふと、私どもが3年前にモニュメントバレーを訪れた際、遭遇した光景に思い当たる節がある事と、この方の動画のコメント欄に、敏太郎先生のお名前を見つけましたのがきっかけで、今回メールさせて頂きました。
モニュメントバレーと言えば、西部劇映画などでもお馴染みの有名な観光地なのですが、ここで最も美しいと言われるのが、夕陽で岩山が赤く輝く夕暮れ時という事で、私たちも例外なくシャッターチャンスを逃さぬよう、早くから待ち構えておりました。
日中は晴天に恵まれ、まさに夕暮れ時の写真を撮るのには絶好のチャンスだと思っていました、が…
にわかに南の空の雲行きが怪しくなってきていることに誰もが気づき始め、暗雲が次第に私達のいる方へと迫ってきたのでした。そのうち雷鳴も頻繁に聞こえてきて、そろそろヤバイな..と、思っていたその時です。
時刻は夕暮れ時となり始めた事もあり、暗く立ち込めていた雨雲に、見る見るうちに夕陽が反射して、紅蓮(ぐれん)の炎の如く紅く燃え上がるとでもいいましょうか・・・
鮮やかで何とも言いようもない、神秘に満ちた光景が目前に差し迫って来て、その信じられない光景に目を奪われていると、次第に左端の雲の形が鳥の頭のようになり始めたのです。
それはまるで 広大な大地を悠々と飛び交う巨大な火の鳥のようだと、強烈に感じた記憶があります。
その時撮影した動画には、鮮烈な稲妻が走る映像も映っており、動画の方が圧倒的に迫力もあるのですが、今回はパノラマ写真を送らせていただきました。
2枚目の写真には稲妻が映っておりますが、動画の一部をスクショで撮ったものなので、ボヤけてしまって申し訳ありません。写真の加工は一切しておりません。やはり実物の方が圧倒的に鮮やかです。
そして、その後はどうなったかと言いますと、一時は悪天候を覚悟したのですが、写真で映した光景をピークにして、その後は跡形もなく雲は消え去り、美しい夕暮れと満点の星空も堪能する事ができまして、今思えば何とも不思議な光景でした。
都市伝説によると、サンダーバードという鳥は 大変巨大な鳥で、飛ぶと雷を落とすと言われており、自由自在に雷を落として獲物を仕留める、伝説上の生き物だという事ですが、私たちがモニュメントバレーで遭遇した光景は、もしかしたら伝説の鳥だったのかなぁ..?
などと思いを馳せつつ、アトラスラジオ様宛に、メールを差し上げた次第でございます。
(アトラスラジオ・リスナー投稿 アリシアさn ミステリーニュースステーションATLAS編集部)