スピリチュアル

「若い頃の霊体験」

マモです。これは私が23歳頃の霊体験です。

当時、都内の某病院に勤めていました。その病院では病気を苦に自殺する患者さんも居たようで本当に幽霊が出るので毎年、お祓いをしていました。現在、病院は移転してその場所には有りません。

私の仕事は朝5時~18時の2交代制で、18時に終了して次の日が朝5時の勤務の場合は病院の隣に借り受けた古い民家に宿泊。母家は女性陣で男性陣は敷地内の車庫の2階に10畳位の和室があり、そこに寝ていました。

入社して数ヶ月、夏頃だったと思います。

明日は5時勤務。その日は先輩のFさんと泊まりでした。

Fさんは結婚して子供が居るので一度、帰宅して22時過ぎ泊まりに来ます。私は仕事が終わってから地下1階の狭い従業員用の風呂に入りました。地下1階は風呂の他にリネン室、解剖室、霊安室が有り気味が悪い場所でした。

風呂に入った辺りから、何だか風邪薬でも飲んだ様にだるくて眠い…風呂から上がり徒歩10分の○○駅まで夕飯の弁当を買いに行きました。買い物を終えも、まだ眠いので車庫の2階に直行しました。

弁当を食べ終え二人分の布団を敷いて20時頃には電気を着けたまま寝てしまいました。物音でFさんが泊まりに来たのが分かりました。22時過ぎだと思います。暫くテレビを見ていた様でパチンパチンと電気の紐を引いて部屋は暗なりました。

どの位、経ったのか…こそごそと布団の中で何か?が動くので目が覚めると私は布団の左側に寄っています。右側を見ると布団の中に猫の様な?何かが、うごめいています。

すると右側の布団がめくれて、目には見えませんでしたが何かが勢いよく「ビューッ」と飛び出しました。




『うわ~なんだよ~』怖さのあまり目を閉じました。

『もしかして…何かが居たらどうしよう…』そっと目を開けると布団の上に年齢は30半ばで長い黒髪、白い着物に眼鏡をかけた女が後ろ向きで私を、またぎ顔をこちらに向けて座っています。

逃げようとしても身体が思うように動きまん。やっとの思いで手で振り払いながらFさんを呼びますが、ろれつが回わらない!

やっとFさんがパチンパチンと照明を点けて女は消えました。身体も動き「Fさん今、布団の上に女がいましたよ。見えませんでしたか?」

Fさんは「うなされてたぞ!見えなかったよ。そんな時もあるよ」と言い寝てしまいました。

そのあと私は怖くて眠れず布団の中で朝を待ちました。職場で昨夜の件を話すと先輩方に「疲れてただけだよ~」と爆笑されましたが課長に「もう泊まれません」と伝えて車通勤の許可を取りました。

更に当時はそんな馬鹿な事は無いと思い黙っていましたが、その幽霊は私の大事なイチモツをペロペロしようとしていました。

ATLASラジオで色情霊がいると聞いて納得しました。色情霊に取り付かれたのか?硬派だった私は軟派になってしまいました。

敏太郎先生、色情霊の仕業ですね…

(アトラスラジオ・リスナー投稿 マモさん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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