カナダを代表するUMAがブリティッシュコロンビア州のオカナガン湖に生息すると言われているオゴポゴだ。
目撃記録は古く、先住民族にもナティアカという名前で呼ばれて言い伝えられてきた。そんな伝説的な湖の怪物を記念して、巨大な彫刻が造られるとの報告が現地から寄せられた。
地元メディアの報道によると、オカナガン湖の湖畔に位置するブリティッシュコロンビア州ピーチランドにて、ある住民グループが大きなオゴポゴのモニュメント建造を計画、議会に提出された。
このプロジェクトの主催者の一人であるリー・エザリントン氏は、オゴポゴの彫刻を自分たちの手で作ろうとコミュニティ協議会に提案。 彫刻は木造で長さ約7.6メートル、高さ約2.4~3メートルになり、設置場所はオカナガン湖のガラガラヘビ島を見渡せる場所を希望している。
Peachland residents want large Ogopogo sculpture installed in community #Peachland https://t.co/q5UhhIDxZX
— Castanet (@CastanetNews) February 14, 2024
ガラガラヘビ島は先住民がオゴポゴの住み処だと言い伝えていた場所であり、観光客が記念写真を撮るには絶好の場所になる。
エリザントン氏は「私たちが資金を集めるので、市には費用はかかりません 」と説明。 共同主催者であるブルース・クリッペンスタイン氏もこの彫刻プロジェクトについてを議会に提出する際、その地域に出現するUMAをマスコットとして採用している他のコミュニティがかなりの経済的利益を得ていることに言及。「ピーチランドの主要な観光名所をスタートさせるチャンスであり、ぜひ活用してほしい」と主張した。
ピーチランドはその場所柄、長い間オゴポゴと結びつけられて考えられてきた町である。今回のプロジェクトは更に一歩進めて観光資源として取り入れようとするものだ。彼らのプレゼンテーションを受けて、議会はスタッフがグループと協議し、彫刻のための正式な行動計画を策定することに合意した。
その後、この提案が地元関係者の投票を通過すれば、構想中のオゴポゴ彫刻は現実のものとなる。オカナガン湖に新たなシンボルが産まれる日も近いのかもしれない。
(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)