『赤塚不二夫の名作『もーれつア太郎』は封印作品?生誕50年でも何もなし』について修正およびご意見
先日、「ATLAS」にて掲載いたしました大森エビフライ氏執筆の記事『赤塚不二夫の名作『もーれつア太郎』は封印作品?生誕50年でも何もなし』につきまして読者の方よりご意見・ご指摘をいただきました。
以下、読者さま本人の許可のうえ本記事を掲載させていただきます。貴重なご意見ありがとうございました。
株式会社山口敏太郎タートルカンパニー『ATLAS』編集長 保坂幸彦
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『赤塚不二夫の名作『もーれつア太郎』は封印作品?生誕50年でも何もなし』
(記事内容につきましては上記のリンクをご覧ください)
①まず1990年に制作された『ア太郎』のアニメ再放送ができない理由は、「主題歌歌手の芸能界引退」があげられる
【読者さまより】
「再放送ができない」ということについては、第1作、第2作共に東映チャンネルや地方局で再放送されています。記事に書かれた1990年放送の第2作は、2013年に再放送されました。
【編集部より】
2013年8月~10月までCS『東映チャンネル』にて『もーれつア太郎』(1990年版)の再放送がございました。内容に不備があったことをお詫び申し上げます。
②また、『もーれつア太郎』の話を見たことが方ならわかると思うが、『もーれつア太郎』の物語の骨子はズバリ!「極道」である。
【読者さまより】
「テーマが極道である」ということについては、正しくは浪花節・義理人情がテーマであり、登場人物のブタ松は昔気質のヤクザ、ココロのボスは今風のヤクザという性格で対比され登場しますが、どちらも抜けた大人として見なされています。
③ア太郎は元ヤクザであるブタ松(次郎長の子分「豚松」がモデル)を部下とし街で大暴れをするし、敵対する組織はギャングの3人組のココロのボスである。もち ろんギャグマンガなので、過激なシーンはないものの「仁義」「義理」「男の意地」といった浪花節は、『ア太郎』にとって大事なテーマなため、現代の目か らすると上記の島田紳助問題も含めて槍玉に挙げられる可能性があるのだ。
【読者さまより】
極道は「ブタ松一家」などとワードで匂わせる程度の登場です。(島田)紳助さんとの関連性も含め、「かもしれない」を何倍にも膨らませて書いた、不安感を煽るような意地の汚い記事だと感じます。
④来年、2017年は『もーれつア太郎』の生誕50周年にあたる。赤塚ファンとしては是非、現代の視点で『もーれつア太郎』も見てみたいところだ。
【読者さまより】
ヤクザの登場なんていう一部分だけで、現代では目をしかめる人もいるかもしれませんが、そういったことを率先して「見て!見て!」なんて言ってちゃダメでしょう。クソ真面目ですみません。以上です。
貴重なご意見ありがとうございました。
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(構成:株式会社山口敏太郎タートルカンパニー『ATLAS』編集部)