ポッドキャスト番組『中沢・穂積のピータン通信』の「ゲゲゲの鬼太郎」の感想回が2年目に突入!





UMA研究家としても活躍している小説家の中沢健と、昭和の未解決事件などについての記事などを多く執筆するライターの穂積昭雪のふたりが配信しているPodcast番組『中沢・穂積のピータン通信』が配信1年(2018年2月~)を迎えた。

と、同時にこの番組が打ち立てた「ある記録」が話題になっている。 『中沢・穂積のピータン通信』は現在、週に2回配信している。

そのうちの1回は現在、フジテレビ系で放送されているテレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(第6期)の感想をふたりで語り合う放送を行っており、2019年4月5日の配信回にて、ついに丸一年(49回)を迎え、2年目に突入したのである。

収録は『ゲゲゲの鬼太郎』の放送があった週の月曜日から水曜日にかけて行われ、その収録時間は平均90分にもなる。

開始当初は中沢・穂積の感想だけを紹介していたが、いつしか、全国の鬼太郎ファンの間でも「毎週鬼太郎の感想を言い合ってるネット番組」として密かな話題になり、現在ではTwitterなどを通じてリスナーの投稿や感想メールが送られている。非公式ながら「鬼太郎ファン達の交流番組」ともなっているようだ。

『ピータン通信』がなぜ「鬼太郎番組」になったのか、なぜ毎週配信を続けているのか、その裏話・苦労話を聞いてみた。




≪穂積 談≫「最初は(感想を語るのは)1話だけの予定だったのですが、2話、3話と回数を重ねていくに従い辞め時を失って……気がついたら1年が経っていました。今では日曜朝のリアルタイムに『鬼太郎』を視聴して、中沢さんと収録日を決めて、収録日までに原作を読み返し、メモを取りながらその週の鬼太郎を再視聴……というのが毎週のお約束になりました。ここだけの話、自分は『鬼太郎』よりも『妖怪ウォッチ』の方が好きだったり、水木漫画の好みも中沢さんとは全然違ったりでトーク中にぶつかり合うことも多いんですが、そのお互い歩み寄らない姿勢も自主制作のネット番組ならでは、と思います。今はとりあえず病気しないよう6期の最終回まで『感想回』を(シャレじゃないですが)『完走』してみたいです」




≪中沢 談≫「僕は今、調布市に住んでいるんですけど、その理由も当時はまだご存命中だった水木しげる先生と同じ町で暮らしたいという気持ちからだったんです。それくらい『鬼太郎』や、水木作品が大好きなので、新しく『鬼太郎』のアニメが始まると聞いたときも、もう黙っていられなくて。ワールドカップで盛り上がる若者と一緒ですよね。『鬼太郎』の放送があるってことはお祭りなんですよ。 穂積君は収録のためにメモを取ったりとかもしているらしいんですが、僕としては、これは仕事でやっているんじゃないんだし、『鬼太郎』の1ファンとして思ったことを素直に吐き出しています。原作も収録前に意識して読み返したりはしていないんですが、そもそも毎日のように原作を読み返しているような人間なので、そういう意味では無意識に収録前の予習復習はしているのかもしれませんね(笑)。 番組では時々、本気の口論みたいになってしまうこともあって、周りからは「鬼太郎の感想で、何で喧嘩になるのの?」と呆れられることもあります。でも、『鬼太郎』は僕にとって人生の一部だし、僕と比べて『鬼太郎』には冷めてるみたいなことを言う穂積君も、ぶつかったときには意見を絶対に譲らない様子とか見ていると、本人が自覚している以上に、彼の人生の相当大きい部分も『鬼太郎』が占めてると思いますよ(笑)。6期がいつまで続くか分からないですが、最終回まで感想は語っていきたいですし、7期や8期が始まった時も黙っているわけにはいかないと思っています(笑)」

■中沢・穂積のピータン通信
http://pi-tantuusin.seesaa.net/


 

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