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封印された蔵の中に眠る?インドの寺院に封印された「ヴィマーナ」





2011年、インドのケララ州州都ティルヴァナンタブラムに建つ由緒正しい寺院、スリパドマナバスナミ寺院にて地下の蔵6棟のうち5棟が開かれ、収蔵されていた莫大な財宝が明らかになる事があった。

6月27日から7月1日まで数日かかった開封作業の結果、蔵からはローマ金貨などの古代の金貨や約1トンもの微小金塊、大量の貴石や装飾品など時価総額約2.2兆円という莫大なものだった。文化遺産的価値も含めると更に10倍にもなるという。

だが、そんな財宝の詰まった蔵のうち1つだけが開封されなかった。強力な力を持つ人物によって「ナーガ(蛇神)のマントラ」という強力な封印の呪文が施されたもので、更に強力な「ガルーダのマントラ」を唱えなければ開けることはできないというものだった。




だが現代ではもう強力なマントラを唱えられる人物はいないし、無理に開封すれば破滅的な災厄が起きて世界は終焉を迎えてしまうという。

果たして、それほどまでに厳重に封印されているものとは何なのか。

専門家からはヴィマーナが封印されているのではないかと言われている。ヴィマーナはリグ・ヴェーダなどの文献に登場する神々の乗り物である。金色に光る三角形の円錐状で、『ラーマーヤナ』では魔王を倒す強力な兵器としても描かれる。

その描写は現代のレーダー探知機や高熱を発する兵器を思わせるもので、オーバーテクノロジーの産物ともいえるもの。伝説上の存在かと思いきや、どこかに実在していると言い伝えられている。そのため、古代の人が二度と解けないような強力な封印を施したこの蔵にこそヴィマーナが封印されているのではないかと言われたのだ。

スリパドマナバスナミ寺院は紀元前3000年に創建されたとも言われている。ならば神話に出てくる超兵器があっても不思議はないのかもしれない?

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(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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