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酩酊会見は仕組まれていた?!次期総理と期待された大臣「中川昭一」の死の謎

2009年2月14日、主要国首脳会議G7後の記者会見にて、呂律が回っておらずまるで酩酊しているかのような姿が大々的に取り上げられ、猛バッシングを浴びた政治家がいた。当時、麻生内閣において財務大臣兼内閣府特命担当大臣に就任していた中川昭一である。

吹き荒れる批判の中で大臣を辞任し、後の総選挙においては比例復活も叶わず落選。そして同年10月、自宅で倒れているのを発見され死亡が確認された。

中川昭一の死については、当初から「一服盛られたのではないか」という疑念が囁かれていたが、それは酩酊会見における不自然さという点からの指摘による。もともと彼の酒好きは有名であり、会見前に飲酒をしたことがこの会見を引き起こしたと見られていた。

以前から飲酒に絡んだ失態が何度か確認されていたこともあり、その最悪のパターンが件の会見であった。

だが、彼がのちに国会で問われたところによると、「風邪薬その他を普段よりも多く飲んでいた」ことが原因であるとしており、また事前の食事会ではワインなども出されたが、「口をつけた」程度のといった証言が、同席した玉木財務相国際局長からもされた。

このことから、薬とアルコールを飲み合わせたことによって、眠気が強まる副作用が起こったという意見もある。ただ、泥酔であれ副作用であれ、そのような状態でなぜ会見をさせたのか、誰も止めようとはしなかったのだろうかという疑問は残る。


2009年に起こったリーマンショックにおいて、当時の麻生首相と中川らはIMF(国際通貨基金)へ1兆ドルもの融資を行なっていた。このことは、強国の介入なく新興国への支援を実現したものとして、史上最大規模の融資であると世界的に称賛された。また、出席したG7ではアメリカに対して国債の購入拒否や米金融への批判を唱えていたという。

このため、酩酊会見は彼を失脚させようとするアメリカの策略だったのではないかとの説が浮上した。一説には、会見前の食事会に同席していた読売新聞の女性記者が、「面白いことが起きる」と会見前に周囲へ触れ回っていたとも言われていて、その後同記者がこの出来事について追及した様子は見られていない。

会見から約半年後の彼の死は、はじめ心筋梗塞と発表されたがのちに自殺であったと変更された。しかし、遺書が発見されておらず、先の会見における不可解な点もあったことから、本当は暗殺されたのではないかという可能性が囁かれた。

VXガスが用いられたとするものや、ポロニウムを使用した内部被爆といった説もなされている。いずれも推測の域を出ないものではあるが、少なくとも死の1週間ほど前から彼が体調を崩していたことは事実であり、いくつかの予定をキャンセルしていたこともわかっている。

次期総理とまで謳われた政治家の、56歳というあまりにも早い死。このことは、彼の父親である政治家中川一郎とも関連付けられて語られることも多い。彼の父一郎は1983年に札幌パークホテルの室内で死亡しており、息子同様に心筋梗塞との発表後に自殺と変更された。

同じく遺書は見つかっておらず、また火葬を行なうまでが急であったことから当時より不審に思われており、こちらも暗殺されたのではないかと疑われている。父一郎は、米国ではなく別のルートによる石油輸入を画策しており、息子同様「アメリカに頼らない姿勢」を貫いていた人物であったとされている。

一連の事件や死の真相に、アメリカ関与の噂が見え隠れしている。

【参考記事・文献】
【酷すぎる】故中川昭一氏の酩酊会見は仕組まれていた陰謀だった?!姿をくらました女性記者の行方は?
https://good-nuts.hatenablog.com/entry/2018/04/25/174439
中川昭一元農林水産大臣の死の真相と泥酔記者会見の真相
https://x.gd/vxQM9
元財務大臣「中川昭一」死の真相。死因はVXガスによる暗殺か?
https://cherish-media.jp/posts/9560
中川昭一の朦朧会見を経た謎の死の原因はストレスと飲酒による心筋梗塞だろう
https://x.gd/MhlWk

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(ナオキ・コムロ 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 ウィキペディアより引用 2006年1月13日、アメリカ合衆国農務長官(当時)のマイク・ジョハンズ(左)と

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