山口先生、タートルカンパニーの皆様こんにちは。Mayと申します。
この話は実はだいぶ前にメールさせていただいたものですが、いつか読んでいただければと思い再度メールしております。しつこくて申し訳ありません。
私は念願だった第一子を20年以上前に授かりました。ですが、妊娠二か月で心音がなくなり、中絶を余儀なくされました。
その数か月後、長女を妊娠、出産しました。その経過は全く順調で、亡くなった第一子が見守ってくれたおかげだと感じました。
そして何の根拠もなく、第一子は男の子だと確信し、時折、心の中で会話をしておりました。その数年後次男を妊娠、出産、現在に至っております。
おそらく2010年前後のある日早朝のことです。
私はベッドで就寝中でしたが、誰かが寝室隣接の洗面所で水を流して手を洗っているような音で目が覚めました。寝ぼけながら、息子(次男)かなと思っておりました。
と、その直後小さな男の子が、真っ白いシルクのような生地のパジャマ姿で寝ている私の足元に勢いよくジャンプして乗りかかってきました。小さな子供がまるで「ママー」とかけっこしてくるような感じです。
そして私の上に覆いかぶさった時には男の子は青年の姿に変わっておりました。
私は長男だと直感し、気持ち的には、手を広げ抱きしめながら、「生むことができなくてごめんね」と声に出しているつもりで繰り返し伝えました。
すると長男はそんなことないとでも言わんばかりに首を大きく何回も横に振り、数秒だと思いますが、抱き合いました。
私は泣いておりましたが、彼も泣いていたような感じがします。
それから、息子はまるで素粒子、白いぶつぶつの泡のようなものがふわーと消えるように、綺麗に消えてしまったのです。
この体験中、軽く金縛りにもあっておりましたが、いつものそれとは違い、心地よささえ感じました。
そして直後、その日は次男の誕生日であることに気付きました。
隣を見ると旦那は爆睡しておりした。旦那は一切こういうことは信じないので、話は今だにしておりません。
子供達にはのちに伝えました。この体験は時間にすると1分、長くても2分くらいだったと思います。自分なりに考察しているうちに、私は長男の存在を忘れかけていたという事実に気づかされました。
子供二人の子育て、仕事、家事に追われこの当時は亡くなった息子のことを思い返すのもままならなかったのです。息子はそんな私に『自分はここにいるよ』と伝えに来てくれたと確信しております。
素敵な息子との体験です。長々と聞いていただきありがとうございました。
(アトラスラジオ・リスナー投稿 Mayさん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
PixaGermanyによるPixabayからの画像