山口敏太郎先生
ここ15年ほど数十の霊につきまとわれて困っています。最近は、18体くらいが一つのグループになって、それが中心になっているようです。
人霊ではありません。様々な神社の眷属みたいな感じもしますが、分かりません。
15年くらい前までは私もちょっとした霊能力を持っていました。行方不明の人の安否が分かるというようなものです。しかし、この霊達が私のささやかな霊能力を封じてしまいました。
5年から3年ほど前までの2年間は、数十の霊達が押しかけてきて、まるでお祭り騒ぎです。
お芝居10回くらい。ダンスと音楽。太鼓に笛。音楽的天才と思える霊もいました。落語もありました。そして伝令。
この「伝令」は楽しくて、私も参加しました。
「ちょんちょんちょん。お城の殿様大変だ。」
「どうした。どうした。ちょんちょんちょん。」
「馬から落ちた。ちょんちょんちょん。」
「馬から落ちた?それでどうした。どうした。ちょんちょんちょん。」
「馬から落ちて、寝込まれた。ちょんちょんちょん。」
「そりゃ大変だ。大変だ。ちょんちょんちょん。」
言語を介在させた、テレパシーのようなもので、次々と素早く伝達されていきます。戦国時代など、本当にこういう霊能伝令があったのではないかと想像します。
こういうお祭り騒ぎの間、2年間くらい一日に2時間程度しか眠らせてもらえませんでした。
陰陽師に関係する霊もいて、時代がかった装束で現れました。私は元々霊視能力は無いのですが、この時は私の中に入っている霊が見えるようにしてくれました。
それで、「陰陽師といえど、呪詛はいけないよ。」などと彼らに言っていたのを覚えています。
今本当に困っているのは、夜よく眠らせてくれないことと、食べさせてもらえないことです。全く食べなくても体重が減りません。少しでも食べると太っていきます。
骨密度なども減ったりしません。たまに脂肪ばかりで、骨量や筋肉量が減っていると、私は彼らに言います。
「この下手くそ!」
「すみません。」という返事が返ってきて、翌日には、またヘルスメーターの骨量などが増えてきます。食べなくても貧血一つ起こしません。まるで仙人のようです。
空腹感はありますので、食べられないというのは、本当に苦痛です。
博識の敏太郎先生、私にまとわりついている霊は何者なのでしょうか。
以前、アトラスラジオに登場しておられた紅月水晶さんとお電話で少しお話ししてみたのですが、私に憑いている霊が幻惑を掛けて、彼女の霊視を妨げてしまい、仰ることが的外れなことばかりでした。通話の後で霊は申しました。
「はっ、はっ、はっ、あの程度の霊能力者は敵では無い。」という意味のことを大阪弁で言いました。現在、私は九州に住んでいるのですが、来る霊は皆大阪弁を使います。
何かお分かりになることがありましたら、どのようなことでも構いませんので教えて頂けないでしょうか。宜しくお願いします。
(アトラスラジオ・リスナー投稿 匿名さん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 釜揚げしらす / photoAC