サブカル

”あの”劇団、暴露されたその『禁断の舞台裏』…スタジオ唖然!騒然!!

11月16日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系・木曜22時)で、番組ゲスト初登場の吉本新喜劇座長・すっちーが、吉本新喜劇の裏側について衝撃の暴露をした。

MCの浜田雅功に「『新喜劇』の稽古ってどんな感じ?」とふられたすっちーは、

「『本読み』『立ち稽古』が1回、『舞台稽古』が1回、次の日本番ドンッ!でやります」

と、新喜劇の稽古が”ほぼぶっつけ本番並み”であることを告白!出演者一同を驚愕させた。


すっちー自身も新喜劇に入りたての頃、この圧倒的な稽古の少なさに

「大丈夫?何でもっと(稽古)しないんですか!?」「いけますかコレ?……」

と、思わず不安をクチにしたそうだが、先輩劇団員達は口を揃え「大丈夫!」と余裕綽々だったそうだ。

しかし、どうしても不安に駆り立てられたすっちーは、幕が上がると舞台袖で本番をジッと見守っていると

『全然大丈夫違う!!』
『いやもう…出来てへんやん!』

と、イヤな予感が的中。

その実態とは……ベテラン座員はセリフを覚えておらず、しかもそのセリフを台本に忠実に従わず勝手に変えたりしているといった、目も耳も疑う光景だったそうだ。

例えば、新喜劇在籍50年以上の大ベテラン座員・やなぎ浩二が社長秘書の役だった時のこと。

娘に厳しいという設定の社長役に、「頭ごなしに娘さんの事を否定するのは良くないです!」と意見する、8行ぐらいのセリフが台本に書かれていた『大事なシーン』にも関わらず

やなぎ師匠は「すまんけど…ちょっと端折らせてくれ」と、セリフのカットを要望。




そしていざ本番となり……

「社長!」と言って目を瞑りアタマを振ると……何とそこで終了してしまったやなぎ師匠!

台本に書かれた約8行のセリフが、跡形も無いと言っていいほど大胆に端折ったやなぎ師匠に、すっちーは『オワリ!?』と驚愕。しかし

「言われた社長も、セリフ決まってるんで『君の言う通りだな』って!」と、芝居は寸断されることが無かったものの

「意味わからへん!」と怒りを露わにし、釈然としない様子のすっちーに爆笑した出演者一同だった。

(香里 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像  BJGSショッ / photoAC