アメリカにて「住宅地でサンタが撃墜される!?」という事件が発生。
とはいえ、本物のサンタやサンタに扮した人間ではなく、空気で膨らむ風船タイプのサンタの飾りだ。この事件は11月26日、ケンタッキー州レキシントン市の住宅街で起こった。
地元メディアの報道によれぱ、被害にあった家の人物はホリデーシーズンの始まりを祝って自宅の前庭に空気で膨らむタイプの大きなサンタクロースの飾りを設置した。しかし設置からわずか数時間後、家の主人と彼の妻は家の外から “小さな音 “を耳にした。
彼が状況を確認するために玄関のドアを開けたところ、設置したばかりのサンタ人形が地面に崩れ落ちているのが見つかった。
犯行の一部始終は防犯カメラに記録されており、動画には「ポン」という音がしてサンタが地面に倒れた瞬間に、彼の家の前を車で通り過ぎる人物が映っていたという。
その後、倒れた飾りを調べたところ、銃撃によるものとみられる18インチの穴が開いていることがわかった。
しかし、不可解な点もある。この周辺に住む人々の多くが家の外に同様の風船人形を設置しているため、なぜこの家のサンタク人形だけが狙われたのか、見当もつかないという。
単なる無差別かつ悪質ないたずらの標的になったのか、それとも初めからこの家を狙っての犯行だったのか。
いずれにせよこの犯人は「クリスマス精神に欠ける不届き者」に違いないと言われているようだ。
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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