ごきげんよう、冬です。
昨年の年末に、パソコンの画像を整理していましたら、思わぬものが出てきたので投稿します。
それは2011年2月、忘れもしないあの大震災のあった年のことです。
2月だというのに、その日は春のように暖かい日でしたので、散歩がてらに海岸に行くと冬の日本海とは思えないくらい、波もなく、空の色を落としたような、青く穏やかな海でした。
波の音も微かで、逆に何か恐ろしく感じるくらいの静けさだったので人が溺るような、バシャバシャと波打つ音がして、直ぐにそれに気が付きました。
魚が跳ねたりするのとは、明らかに違う、重さと大きさを感じました。
見ると、波打ち際5~6m辺りの海面から何かが顔をだして、うねる様に漂っているのです。
よく見ると、大きな目…子供の頭くらいの大きさの魚の顔で…まさに、ギョッ!?としました。
その大魚も、こちらに気づいたのか、しばらく二人?は、見つめ合ってしまいました。
あくまで主観なのですが・・・人が海に頭を入れて海中を伺うかのように魚が海から顔を出して陸を伺っている。そんな風に感じたのです。
息遣いというか、エラ遣いみたいなものもしていました。
我に返って、慌てて携帯を手にして、撮影を試みましたところ、こちらの動きに気づいたかのように再び、漂い始め、海面をバシャバシャ揺らし始めました。
こちらが撮影していると、大魚は、ものすごい勢いで、沖へと泳いで消えていきました。
何か陸の、野生動物か野鳥に接している気がしたものでした。リュウグウノツカイなどの深海魚や最近ではクジラの漂流という事象が、各地の沿岸で伝えられてますね。
当時から、こちらでも稀に起きていたので、おそらく、海で見つめ合ったお方は、リュウグウノツカイなのではないかと考えました。
今思えば、あの大震災、3月11日の前月。
関連性は分かりませんが、2月とは思えない、暖かく穏やかな海辺での珍遭遇話です。
撮影したといっても、当時のガラケーです。無理矢理ズームで、ビデオ撮影したものは、ボケボケのトンデモ映像でした。
整理していて、探したのですが見つかりませんでした。
写真撮影したものはあります。あまり期待できない画像ですが送りますので、タートルカンパニーでご賞味ください。
※当時、色々調べた結論としてはリュウグウノツカイではなく、サケガシラという深海魚ではないかと考えています。
(アトラスラジオ・リスナー投稿 冬さん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)