火星探査機オポチュニティ、14年の時を経てミッション完了!





本アトラスでは度々、火星の探査機がとらえた画像に写り込んでいた火星地表上の奇妙な物体について報告している。

そんな火星上で活動している探査機のうちのひとつ、オポチュニティが活動停止。NASAは2月12日に運用を終了することを発表した。オポチュニティは6月に火星で発生した大規模な砂嵐に巻き込まれ、ソーラーパネルでの充電が不可となった。

さらにオポチュニティは2004年の着陸当初より、ロボットアームのヒーターが入ったままになるという故障が発生していた。そこで地球から命令して毎晩スリープ状態に入るようにタイマーをセットしていた。




しかし、砂嵐で充電が出来ず電源が失われてしまい、タイマーに異常が出て充電に必要なエネルギーが過剰に消費され、最終的に動かなくなってしまったのではないか、と考えられている。

探査機「オポチュニティ」最後のメッセージは「私のバッテリーは少なくなり、あたりは暗くなってきた」。暗く、エラーによる砂嵐のような画像とともに送られてきたものだったという。

もともと探査機オポチュニティは火星に送り込まれてから3ヶ月だけ探査を行う計画だった。充電用の太陽光パネルに火星の塵が堆積して充電が出来なくなるだろうと考えられていたのだ。だが、火星に吹いている風が塵を吹き飛ばしてくれたことで継続的な充電が可能となり、様々な調査を成功させることとなったのである。

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記者会見でNASAの科学局長トーマス・ザブーケン氏は「いまここで深い感謝の念とともに、オポチュニティのミッションが完了したことを宣言いたします」と語った。

オポチュニティは今後、「彼」の努力から名付けられた「不屈の谷」で眠り続けることとなる。今も火星で稼働中の探査機は先日到達したインサイト(InSight)ほか、今後もミッションは継続される。今後も火星から送られてくる情報が気になる所だ。

(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

イメージ画像©PIXABAY


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