メキシコの町で不穏な動物の死が相次ぎ、多くの住民が悪名高い吸血UMAチュパカブラの仕業ではないかと不安を抱いているという。
この奇妙な事件は9月半ば、タンボラの集落で農夫が自分の家畜が謎の肉食獣に殺されているのを発見したことから始まったと言われている。それ以来、ヤギやヒツジを中心に、なんと8頭もの家畜が同じ獣の犠牲になっているようだ。
今回殺された家畜の首には大きな噛み跡があり、中には「怪物」によって不幸な家畜の首を切断された例もあったという。普通の補色生物には見られない残虐さを伴った殺害方法に、地元の人々は単なる害獣被害とは考えにくいと判断。
中南米を中心に目撃証言の多い凶暴な吸血UMAチュパカブラの仕業ではないかと結論づけた。隣町の住民によれば、一連の殺害事件の結果家畜被害の多かった村を中心に近隣の町や村の住民全員が警戒態勢に入ったそう。
ちなみに、この地域で原因不明の動物の死が相次いだのは今回が初めてではない。ここ数年の間にも同様の奇妙な事件が起きており、悪名高いチュパカブラによる被害の可能性があるとして、当時も頻繁に言及されていた。
同地域の当局は家畜の被害状況を調査することを約束するとともに、事件の背後に何があるのかが明らかになるまで、家畜から目を離さないよう住民に呼びかけている。
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