この世に未練を残して亡くなった人の魂は幽霊になると言われているが、もし幽霊になった場合に「住む」場所として最適な場所はどこだろうか。墓地や廃墟などではなく、幽霊が住み心地の良い都市はどこになるのかーーーそんな奇妙な調査が海外で行われた。
こういった調査は幽霊に関する話題が尽きないイギリスで行われがちだが、今回調査を行ったのはアメリカだった。
この一風変わった調査は旅行サイトUpgraded Pointsが作成したもので、「新しい家を探している幽霊」にとって、特に魅力的であると考えられる様々な要素を踏まえた上で都市をランク付けしたリストを公開した。
このリストを作成するために使用された基準の中には、人口10万人あたりの幽霊目撃情報や幽霊屋敷の件数、霊媒師やスピリチュアル系店舗の数、そして住宅の築年数の中央値や一人あたりの墓地や墓の数といった「幽霊的環境要因」が多数含まれている。
これらの様々な要素を、人口が多いアメリカの100都市それぞれに適用して綿密な調査を行った結果、マサチューセッツ州スプリングフィールドが「幽霊が最も住みやすい(出やすい)アメリカの都市」として首位に選ばれたのである。
なお、ランキングでは以下、ペンシルベニア州スクラントン、アラバマ州バーミンガム、ニューヨーク州シラキュース、ペンシルベニア州ピッツバーグと続いた。
一方、全米最下位となったのはフロリダ州マイアミで以下にはシアトル、シャーロット、フェニックス、サンディエゴと続いている。確かに陽気な印象のあるこれらの町では幽霊も居づらくなるかもしれない。
ちなみにランキングの全体は下記URLから確認できる。気になる人はリンク先からチェックしてみてはいかがだろうか。
全米「幽霊住みやすさ」ランキング
https://upgradedpoints.com/travel/best-us-cities-to-be-a-ghost/
（勝木孝幸 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部）
Photo credit: jjbers on VisualHunt
